TOP エグゼクティブが考える「経営者の仕事」とは?TOP5を発表!

2023/07/12

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エグゼクティブが考える「経営者の仕事」とは?TOP5を発表!

  • 経営
  • 編集部オリジナル
KEIEISHA TERRACEでは過去にご登場いただいた経営者のみなさまへ共通して伺っている質問があります。

 

それは、「経営者とは何をする人か?」です。

 

これに対する回答を集計し選択肢にまとめたものを、当社とお付き合いのあるエグゼクティブ各位に向けてアンケート調査を実施しました。

 

アンケート結果やKEIEISHA TERRACEにご登場いただいた経営者各位の回答について、ぜひ、ご自身のお考えと照らし合わせながらお楽しみください。

 

エグゼクティブの考える経営者とは1位「パーパス、ビジョンを掲げる」2位「決断する」3位「 最終的な責任を持つ」

日ごろ当社とお付き合いのあるエグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数 127名)を対象に、「経営者とは何をする人だと思うか?」についてアンケート調査を実施したところ以下の結果がでました。

 
最も重要と思われることをお伺いするため一択でご回答いただいたため、全体としては分散傾向にありつつも1位「パーパス、ビジョンを掲げる」 30.7% 、2位「決断する」 22.0% 、3位「最終的な責任を持つ」 12.6% と答え、経営者としての基本3原則的な項目が明らかになりました。
会社の進むべき道と存在価値をわかりやすく社内外に示し浸透させることは経営者にしかできないため、1位にランクインしました。

 

■この要素を挙げた社長のコメントをご紹介!

 

株式会社Shippio 代表取締役 佐藤 孝徳氏
“一番大切なのは、誰よりもビジョンをシャープに描いていくことだと思っています。トップがビジョンやカルチャーを描く、描ききる。それが経営者にとって一番大切で、一番難しく、かつ一番時間をかける必要があることだと思っています。”

 

P2C Studio株式会社 代表取締役社長 重本 隆之氏
“一番大事なのはビジョンですよね。私が描く未来がどれだけ魅力的に思えて、それが絵空事ではなく、どれだけのリアリティを持って成し遂げられる可能性が信じられるものであるかを見せないと、実績がない中で人は動いてくれません。”

 
経営者は、組織の戦略など全ての課題に対して、最終的な責任者・意思決定者として決断し、組織を動かすことが求められます。

 

■この要素を挙げた社長のコメントをご紹介!

 

ミクステンド株式会社 代表取締役 北野 智大氏
“最大の仕事は意思決定だと思います。多数決で決めると丸まった意見になって、サービスとしても面白くなくなってしまう危険性があります。だから、経営者として意思決定することを大切にしています。”

 

TieUps株式会社 CEO兼CDO  小原 史啓氏
“現時点では、経営者とは「やらないことを決める」人だと思っています。「やることを決める」と「やらないことを決める」は似ているようで違う。
限られたリソースをどこに振り向けるかと考えたとき、大事なのは「やらないことを決める」ことではないでしょうか。”
社員に対して働く環境を与え、責任を持って最終的な尻ぬぐいもできる人こそが経営者。

 

■この要素を挙げた社長のコメントをご紹介!

 

株式会社八天堂 代表取締役 森光 孝雅氏
“まだ、山でいったら麓だと思っていますが、社長の仕事の一番は、しっかりしたビジョンを、内外ともに明確に示していくこと。もうひと言いえば、その結果に責任を持つことに尽きるかなと思っています。”

 

応用地質株式会社 代表取締役社長 成田 賢氏
“経営者は会社の責任者であり、すべての責任を負う存在。責任がある以上は、それを全うしようということで、一生懸命にもがいてきました。今も毎日もがいています。”
会社を成長させなければ、人も成長しない。成長しなければ、やりがいを感じない。やりがいを感じなければ、周りの人に良い影響を与えることが出来ません。

 

■この要素を挙げた社長のコメントをご紹介!

 

株式会社アシロ 代表取締役 中山 博登氏
“経営者は、1を10に、10を100にしていく仕事です。毎年毎年、会社を一定程度成長させる、成長させ続けることにコミットする、そこに尽きると思います。会社を伸ばせない人間は、経営者として失格ではないでしょうか。”

 

株式会社ライトライト 代表取締役 齋藤 隆太氏
“創業者はビジョンを示す人、経営者は会社を伸ばす人だと思います。”
経営者としての根幹は、自身の能力を最大限に発揮して、お客様と社員、全ての関係者を幸せに導くこと。

 

■この要素を挙げた社長のコメントをご紹介!

 

ビットバンク株式会社 代表取締役社長 廣末 紀之氏
“「かかわるステークホルダーをハッピーにする」。この一点に尽きると思います。一番身近なところでは、顧客と社員と株主ですね。
その次に、業界や社会という感じで広がっていきますが、まずは、背伸びをせずに、「顧客、社員、株主」という順番で大事にすることを社員には宣言しています。”

 

株式会社NOVARCA 代表取締役社長 CEO 濵野 智成氏
“1つは、社会課題を解決すること。社会課題にどれだけ向き合い、解決できるのかということです。もう1つの切り口は、人を幸せにすることです。社員、お客さま、株主、あるいはその先にいる消費者も含めて、人をどれだけ幸せにできるかが求められると思っています。”

 

 

以上、エグゼクティブの考える「経営者とは何をする人か?」についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
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プロフィール

  • 藤田 桂子

    藤田 桂子

    KEIEISHA TERRACE編集部

    1988年東京都生まれ。2014年、経営者JPに入社。プラットフォーム事業本部のリーダーとして「KEIEISHA TERRACE」の立ち上げに携わる。「志高き経営者・リーダーたちが、集い、学び、執行する場の提供」を実現するためにオンライン・オフライン共に様々なサービス提供を実現していく。

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