2023/02/09
1/1ページ
総集編!経営者・幹部の大切にしている言葉
第27回
経営者に聞く!大切にしている言葉:株式会社ビズパ 代表取締役CEO 石井 俊之氏
- キャリア
- マネジメント
- リーダーシップ
- 組織
あの経営者・幹部は、どんな言葉を大切にしているのでしょうか。
大切にしている理由とともにお届けする本企画。
今回は、「イマ、ココ、注目社長!」特集にて取材させていただいた、株式会社ビズパ 代表取締役CEO 石井 俊之さんの言葉をご紹介します!
これまで、企業や団体がメディアに広告を出そうと思えば広告代理店に連絡するしかありませんでした。しかし、高額なフィーや複雑な料金体系は中小企業にとって高いハードルでした。
ネットベンチャーで上場を経験し副社長に就いていましたが、その立場を手放して2018年に起業。中小企業・スタートアップ向け広告媒体の比較・検索サイト「BIZPA」の正式版運用を2020年から開始しました。そんな株式会社ビズパを率いる代表取締役CEOの石井俊之さんが大切にしている言葉は、
“才能とは続けられること”
これは僕の言葉ではなく、将棋の羽生名人の言葉です。
僕は、羽生名人を天才だと思っていたから、
天才もこんなことを考えているんだって衝撃を受けました。
例えば、前職で新規事業を担当していた時、
最初はみんな応援してくれるのに、
1年も経つとコストセンターに位置付けられたりして、
何度も諦めようかなと思いました。
その時、この羽生さんの言葉を知って救われたんです。
忍耐強さに関してはみんなから褒められるんです。
それはこの言葉のおかげかもしれません。
(石井 俊之)
そのラインがないと、本気で頑張り続けられないからだとか。実は、2020年3月の5,000万円の資金調達の前も「うまくいかなかったらやめる」とスタッフに話しており、とにかく精一杯やるというラインを決めたことで、緊急事態宣言に入る直前に資金調達できたと考えているそうです。
ここまでやってダメだったら撤退するしかないというぐらい努力を惜しまず続けることが大切と語りました。
また、「経営者とは何か」について、キャンプに例えると最初に手を挙げて誘う人だと言います。
料理をする人やテントを張る人が集まってきて、その人たちが動きやすい環境をつくり、もっと楽しいキャンプにしようとビジョンを伝えるのが、経営者の一番の役割と考えているそうです。
何度も立ちはだかる壁を乗り越え、会社を拡大してきたという石井さん。学習意欲とリーダーシップ力が非常に高く知見の広さを感じられる方でした。
インタビュー前編では、大企業からのネットベンチャーへの転職と副社長への道のり、その後独立起業の理由について、後編では広告業界へ興味を持ったきっかけとマーケット、コロナ禍での資金調達についてお伺いしました。
石井さんにとって「経営者」とは何かについてもお話いただきましたので、ぜひ取材記事もご一読ください。▼取材記事はこちら
副社長を辞して起業。広告媒体検索サイトで広告業界をDXする。【前編】
副社長を辞して起業。広告媒体検索サイトで広告業界をDXする。【後編】