TOP 2020年人工知能時代の幸せな働き方と経営、リーダーシップ 「仮説を立てられる人」と「場に安心感を与えられる人」は、AI時代も必ず幸せに働ける。(3/5)

2017/10/31

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2020年人工知能時代の幸せな働き方と経営、リーダーシップ

第3回

「仮説を立てられる人」と「場に安心感を与えられる人」は、AI時代も必ず幸せに働ける。(3/5)

  • キャリア
  • スペシャル対談
  • リーダーシップ
  • 経営
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 藤野 貴教氏 株式会社働きごこち研究所 代表取締役 ワークスタイルクリエイター
 

 

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「経営者を語る」――今回は、藤野貴教氏(株式会社 働きごこち研究所 代表取締役)をゲストにお迎えして、「人工知能時代の幸せな働き方と経営、リーダーシップ」をテーマにお届けします。

どちらかというと不安な未来が喧伝される傾向のあるAIですが、今、経営者が知っておくべきAI関連の情報とは何か?
AI時代に経営者は組織と職務をどうオーガナイズしていけばいいか?
人間にしか生み出せない付加価値とは何か?――
といったトピックについて、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。

 

 

井上 さて、では“AI時代”に経営者は組織と職務をどう動かしていけばいいか? ということだけれども……。

 

藤野 人間が働いている組織を考えるためには、「人間とは」ということをもっと考えなきゃいけない。AIと人間は何が違うのか。人間の特徴とは何かを考えるとヒントは見つかってきます。人間には感情も身体もあるから、単調で同じことの繰り返しを大量にするのは、飽きるし、疲れる。また、そうした仕事を人間に強いているということが、ブラック企業というものだと僕は思っています。だから、経営者たるもの、これからは、そうした単調で同じことを繰り返すタイプの仕事をどうやってAIやロボットに代替させていくかを考えなければいけない。
そのとき同時に考えなければいけないのが、AIを使って生産性を上げることだけではなくて、AIにそれらの仕事を任せたとしたならば、人間にしかできない価値をどう生み出していくかを考えることです。この後者の方にもっと時間を使って話し合わなければいけない。でも、この議論が圧倒的に不足しています。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 藤野 貴教氏

    藤野 貴教氏

    株式会社働きごこち研究所 代表取締役 ワークスタイルクリエイター

    アクセンチュア、人事コンサルティング会社を経て、東証マザーズ上場のIT企業において、人事採用・組織活性・新規事業開発・営業MGRを経験。2007年、株式会社働きごこち研究所を設立。「ニュートラルメソッド」を基に、「働くって楽しい!」と感じられる働きごこちのよい組織づくりの支援を実践中。「今までにないクリエイティブなやり方」を提案する採用コンサルタントとしても活躍。グロービス経営大学院MBA。
    2015年より「テクノロジーの進化と人間の働き方の進化」をメイン研究領域としている。日本のビジネスパーソンのテクノロジーリテラシーを高め、人工知能時代のビジネスリーダーを育てることを志として、全力で取り組んでいる。 著書:『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』(かんき出版)

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