TOP コミュニケーションをエンジニアリング、人と組織の潜在力を解き放つ 「レベル3の信頼」が人と組織の潜在力を解き放つ。(4/5)

2018/08/21

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コミュニケーションをエンジニアリング、人と組織の潜在力を解き放つ

第4回

「レベル3の信頼」が人と組織の潜在力を解き放つ。(4/5)

  • キャリア
  • スペシャル対談
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 西垣 大氏 株式会社リクルートコミュニケーションエンジニアリング 代表取締役社長
 

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「経営者を語る」――今回は、株式会社リクルートコミュニケーションエンジニアリング(以下RCE)社長の西垣大さんをゲストにお迎えします。

 

今回の対談では、「コミュニケーションをエンジニアリングし、人と組織の潜在力を解き放つ」をテーマとし、かつての同僚でもある弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。

 

 

井上 御社を利用しようと考える経営者は、「社員に生き生きやってもらいたい」ということを、優先順位の高い経営課題として捉えている、と?

 

西垣 我々みたいな商売を買ってもらって、そういうサービスでこの会社を変えていこうというのは、やっぱり「人に賭ける」ということをやろうとしている経営者の方が多いと思います。そのあたりの価値観があるかないかは、弊社のサービスを買ってくれるか、買ってくれないかの1つの分かれ目になる気がしますね。

 

井上 もともとそういうところがちゃんとある経営者なのか、あるいは、すごく痛い目に遭って気が付いたのか……。

 

西垣 「自分が痛い目に遭ったから」という人もいるでしょうね。例えば、「自分みたいな人間がこんなふうになるとは思っていなかった。いろんな人に助けてもらって、あのときの経験があるから今がある」といった体験をたくさん持っているような経営者は、目の前にできない社員がいても、「こいつだって俺みたいに一人前になる可能性はある」という見方ができることが多い。
逆に、勝ち組で、人生で圧倒的に勝つことしか経験のない経営者から見たら、「ダメだな、こいつは……」で終わってしまうことが多いかもしれない。そういうものの見方の違いはやっぱりあるわけで、弊社とお付き合いいただいている経営者は、比較的前者のような見方のできる人だと思います。
だから、そういう意味では僕らのことも大事にしてくれる。時には厳しいことも言われますが、最後には助けてくださる。僕らもやっていて楽しいというか、そういう経営者とお仕事できるのは本当にありがたいことですよね。

 

井上 ところで、御社がキーワードにされている「レベル3の信頼」とはどのようなものでしょうか?

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 西垣 大氏

    西垣 大氏

    株式会社リクルートコミュニケーションエンジニアリング 代表取締役社長

    1965年生まれ、兵庫県出身、神戸大学卒。
    1988年、リクルートへ入社。人事(主に採用業務)、新規事業開発、人材開発事業の商品開発、営業マネジャーを経験。
    2002年より、コミュニケーションエンジニアリング事業に参加し、以降CEとしてCESを実践。
    2018年、リクルートコミュニケーションエンジニアリングの代表取締役就任。

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