2017/09/05
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“働きがい”ある組織をつくる上司力
第5回
最も学ばなければいけないのは、若手・中堅ではなく経営幹部クラス!幹部こそ社内で群れずに外に出て自己研鑽を。(5/5)
- スペシャル対談
- 組織
前川 アメリカの臨床心理学者のハーズバーグという人が、動機付け要因と衛生要因から説明しているんだけど(二要因理論)、産休や育休などの福利厚生や、勤務時間や給料などの労働条件などを改善していけば、それに伴って従業員の不満は減っていく。ところが、ハーズバーグは不満が減っていくその延長線上に、従業員の満足はないという。待遇や労働条件を良くしても、不満は減るが、満足はしない。つまり、働きやすさと働きがいは同じ土俵にはないんだよね。
働きがいのない職場では、どんなに働きやすい制度を整えても、その先に待っているのは、社員の満足ではなく、権利意識の肥大化、「他責」意識や依存体質の蔓延、マンネリ意識の発生ということでしかない。その証拠に、大企業に勤める社員は、中小企業に比べたら待遇面でかなり恵まれているけれど、不満たらたらで、幸せに働いていない人も多いよね。
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