2022/10/06
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総集編!経営者・幹部の大切にしている言葉
第12回
経営者に聞く!大切にしている言葉: Varinos株式会社 創業者/代表取締役CEO 桜庭 喜行氏
- キャリア
- マネジメント
- リーダーシップ
- 組織
あの経営者・幹部は、どんな言葉を大切にしているのでしょうか。
大切にしている理由とともにお届けする本企画。
今回は、「イマ、ココ、注目社長!」特集にて取材させていただいた、Varinos株式会社 創業者/代表取締役CEO桜庭 喜行さんの言葉をご紹介します!
不妊治療が浸透してきた昨今、注目を集めている「子宮内フローラ検査」。子宮内フローラの環境が乱れると体外受精の成功率や妊娠・生児獲得率が下がることに着目した検査を開発、提供する同社の桜庭さんが大切にしている言葉は、
“Just Do It!”
新しいことをする時って失敗したらどうしようとか
いろいろ考えると思うんですけど、
やってみたら想像していたのと違う景色になっていることが
9割以上だと思います。
やってみないとわからないというのが本当に実感としてあるので、
迷ったらやってみることをモットーにしています。
( 桜庭 喜行 )
桜庭さんは、埼玉大学大学院で理学博士を取得後、がん関連遺伝子の基礎研究に従事。
その後、日本に初めて母体血から胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断(NIPT)の導入や、産婦人科分野の遺伝学的検査(NIPT、PGT-A)の市場開発に取り組みました。
その中で、ゲノム研究のレベルは海外と変わらないのに、日本には研究とビジネスを繋げる人材・会社が極端に少なく、日本の遺伝子検査業界が海外から大きく後れをとる状況を目の当たりにし起業を決意。
当時は起業に関する知識もなく、事業計画書の書き方もわからない状態だったものの、起業することに対して躊躇はなく、とにかくいまの閉鎖感を打破したかったとお話しています。
その後、2017年12月、ゲノムテクノロジーを応用し、子宮内の細菌を調べる「子宮内フローラ検査」を独自開発・臨床検査として世界で初めて実用化に至りました。
桜庭さんのこれまでのキャリアの歩みを見ても新しいことへのチャレンジ続き。
常に前へと進んでいく姿勢で今後は年内にアジアの進出、そしてゆくゆくは欧米への展開も視野にいれています。
世界的にも市場ができていないので先行して作っていきたいと語る桜庭さん。
日本発のこのサービスが世界で広まっていく今後の未来、桜庭さんの活躍から今後も目が離せません!▼取材記事はこちら
検査数5年で2万件超。日本発の不妊治療向け細菌検査、世界へ。