2022/09/29
1/1ページ
総集編!経営者・幹部の大切にしている言葉
第11回
経営者に聞く!大切にしている言葉:TieUps株式会社 CEO兼CDO 小原 史啓氏
- キャリア
- マネジメント
- リーダーシップ
- 組織
あの経営者・幹部は、どんな言葉を大切にしているのでしょうか。
大切にしている理由とともにお届けする本企画。
今回は、「イマ、ココ、注目社長!」特集にて取材させていただいた、
TieUps株式会社 CEO兼CDO 小原 史啓氏の言葉をご紹介します!
リリースからわずか1年で、MAU(月当たりのアクティブユーザー数)が1000万人を突破!
SNSのプロフィールサイト lit.link を運営する、小原氏が大切にしている言葉は、
“素直”
物事は、複雑に考えることによってうまくいかなくなるケースが
1番多いのではないかと思います。
日本経済がうまくいかないとか、 会社がうまくいかないとか、
実はものすごくシンプルなことなのに、いろんな要素の要点を捉えようとして、
複雑に考え、解決できないことが多くある。
素直という言葉は、”素朴” ”真っ直ぐである”という意味です。
素直であればうまくいく。非常に効果の高い言葉だと思います。
もうひとつの理由が、デザイナーとしての考えで、
何か1つの印象を与えるのであれば、出来る限り要素の少ない形で表現する方が
優秀だと考えているからです。
例えば日本で言うと、書道や浮世絵。
要素は少ないですが、世界的に見ても高く評価されている作品です。
素直という2文字で、物事をシンプルに考えていくことによって、
自分の人生に良い影響がある。
松下幸之助さんに倣ったこの言葉を大事にしています。
( 小原 史啓 )
「lit.link(リットリンク)」というサービスを運営している会社です。
人と人がつながる、クリエイターエコノミーの事業を作りたいという思いから事業を立ち上げ、
最近では、プロシューマー同士のつながりを拡げていくために、
新しいコミュニティSNS「WeClip」をリリースしました。
CEO兼CDO(デザイン及びユーザー体験責任者)を兼務する代表の小原さん。
短期大学卒業後、家電のノジマにてわずか21歳でマネジャーに就任したのも、「lit.link」がリリースから1年で、MAU(月当たりアクティブユーザー数)1000万人を突破したのも、「デザイン力」があったからだといいます。
取材中、新しい事業を開発するときにこだわっていることは?という問いに、
「こだわりを持たないことにこだわってます。SNSは使ってくれる人のものであって、僕のものではない。僕自身がこだわらないことにこだわっています。」とおっしゃっていました。
ユーザーの声も意図的には聞かず、ユーザーを心から愛して、どんな体験をしているか、その全体のストーリーを考え抜くことのほうが有効だと考えられているそうです。
ビジネスにとって、いかに「デザイン力」が大事であるかも感じていただける記事となっています。
ぜひ、小原さんの取材記事もご一読くださいませ。▼取材記事はこちら
デザインの力で、明日のクリエイターエコノミーをつくる。