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2019/05/01

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とことん観察マーケティング

第17回

多様化するお墓のニーズ。リゾート葬とは?カスタマーの変化、供給側の代替わりが変化を進める

  • マーケティング
 

野林徳行です。

「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。

 

17回目のコラムです。

 

『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回書かせていただいています。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまっています。

 

足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正の大きさが小さくなります。

 

今回は、多様化する仏事に関して、リゾート葬をテーマに実体験やカスタマーの声から学びたいと思います。

 

以前にも書きましたが、終活にかかわるコンパクト化が進んでいます。永代供養墓・納骨堂・直葬・家族葬・コンパクトな仏壇・・・。

 

マーケットは、コンパクト化・プライスダウンが進むときは、必ず逆のプレミアム化も同時に起こります。コンビニ・スーパーの100円均一の流れと同時に起こるセブンプレミアムなどのスペックの高い商品の登場。ダイソーにしても独自ブランドや女子向け商品の開発など、ただ安いだけの戦術だけにはなっていきません。お墓にしても、コンパクト化の一方で、樹木葬・リゾート葬といった故人の特別の思いを実現するようなトレンドも併せて起きています。今回は、リゾート葬というトレンドを確かめるために鎌倉新書が行ったリゾート葬ツアーを取り上げます。

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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