TOP イマ、ココ、注目社長! 《遊休不動産×IT》で‟活躍する不動産”を生み出す。

2019/02/27

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第13回

《遊休不動産×IT》で‟活躍する不動産”を生み出す。

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  • 株式会社アズーム 代表取締役社長 菅田 洋司氏

 

株式会社アズームは、「世の中の遊休不動産を活躍する不動産に」を理念に、駐車場関連ビジネスで躍進している企業です。《遊休不動産×IT》を切り口に同社が展開するビジネスモデルは主に二つ。一つは、月極駐車場のポータルサイト「CarParking」の運営と仲介。もう一つが、サブリースで駐車場の空き部分を一括で借り上げて第三者に転貸をする事業です。

 

「マーケットのひずみを見つけるのが趣味」「極論を言うと、誰がやっても利益が出せるモデルを組むことが経営者の仕事だと思っている」と話す菅田洋司さんにお話を聞きました。

25歳で転職するときには財務諸表などは全て読めた。

――遊休不動産活用としてパーキング事業に取り組もうと思われたきっかけは何ですか?

 

菅田 私は10年ほど前に『日本駐車場開発』という会社におりまして、駐車場の遊休部分に関して非常に可能性を感じていました。また、不動産全体に言えることですが、IT化が立ち遅れている感じがあることから、《不動産×IT》をテーマとして事業展開していくと大きな可能性があるんじゃないかと考えました。当時は、いわゆる不動産系の、ポータルだけのメディアは存在していたんですが、もう少し実用に落とした中でのIT企業はなかった。ここが一つ空白だと思って、そこに入って行ったというところです。

 

 

――もともと起業志向はあったのですか。

 

菅田 起業志向はあまりなかったんですが、日本駐車場開発の後に一つベンチャーを経由して、最終的には独立ということになりました。今思えば当たり前なんですが、自分が本当に「こういうビジネスがいい」とか、「この隙間は絶対ハマる」みたいなこと一気に推進しようとしたときに、取締役であろうが社員であろうが、株を持っていない限り、基本的にはどうにもならないというのをすごく感じまして、やはり思い通りにやるのであれば自分100%でまずやるしかないという結論を出しました。

 

 

――なるほど。前職以前の菅田さんのビジネスキャリアにも俄然興味が沸きます。教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

菅田 新卒で最初に入ったのはリフォーム会社でした。私は建築学科出身だったので、自分の専門とちょっと関わるところという感じですね。当時、リフォーム会社では折り込みチラシに代わる今後の集客手段として、ウェブを使ったりしていたのですが、社内でやれる人がいなかったので、企画室みたいなところで私が担当者として推進するようになり、そこから経営サイドに興味が湧きました。そこから転職するときには25、6歳くらいでしたが、財務諸表などはすべて読めたので、6社くらいから内定をもらって、当時一番決算書の内容が良かった日本駐車場開発に企画として入りました。

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プロフィール

  • 菅田 洋司氏

    株式会社アズーム 代表取締役社長

    1977年生。大分県出身。神奈川大学工学部建築学科卒業後、株式会社タジマリフォーム(現TJMデザイン)へ入社。 営業、建築デザインのみならず、経営企画業務も経験し、その後、日本駐車場開発株式会社へ入社し経営企画を担当。そこで不動産業界におけるIT化の立ち遅れや駐車場の遊休部分に関する高い能性を感じ、2009年には株式会社アズームを設立し代表取締役社長に就任。"不動産×IT"を軸に駐車場サービスをメインとして、月極駐車場のポータルサイト「CarParking」を運営。月極駐車場を探しているユーザーと駐車場の空きで困っているオーナーを同サービスを経由しての駐車場紹介サービスや、月極駐車場の空き部分を一括で借り上げて第三者に転貸をする駐車場サブリースサービスを展開している。 2018年9月に東証マザーズへ上場を果たした。駐車場サービス以外においても遊休スペースの有効活用を推進すべく、壁面等の屋外広告掲載スペースのポータルサイト「Adwall(アドウォール)」をはじめとして、遊休不動産活用事業を展開している。