TOP とことん観察マーケティング ローソンのミッフィーのキャンペーンはステキの詰め合わせ

2018/11/01

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とことん観察マーケティング

第6回

ローソンのミッフィーのキャンペーンはステキの詰め合わせ

  • マーケティング
 

野林徳行です。
「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。

 

6回目のコラムです。

 

以前に私がマーケティング本部長をしていたローソン。
ミッフィーや、リラックマやキティ、スヌーピーとコラボしているのは、皆さんもよく見かけると思います。私の講演で聞いてみると、1/3くらいの方がリラックマのお皿がもらえるキャンペーンに参加したと言います。ステキな被害者(笑)ですね。

 

10年以上前、私がリクルートからローソンに転職し、さらにマーケティング本部へ異動した時に初めて実施したのが、ミッフィーのキャンペーンでした。それ以降毎年複数回、このキャンペーンが行われています。

 

このキャンペーンで、ローソンの業績は非常に上がりました。
セブンイレブンもファミリーマートも追随してきましたが、なかなか効率が良くなかったようで、やめてしまいました。

 

しかし、ローソンは、このキャンペーンのマーケティングROIが一番いいということで、長きにわたり継続実施されています。

 

それはなぜか?
このコラムで言い続けている「カスタマーを知る」ということが大きく関わっています。今回はここにふれていきます。

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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