2018/08/07
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コミュニケーションをエンジニアリング、人と組織の潜在力を解き放つ
第3回
人や組織のコミュニケーション不全を、本音の話し合いで解決する。(3/5)
- キャリア
- スペシャル対談
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「経営者を語る」――今回は、株式会社リクルートコミュニケーションエンジニアリング(以下RCE)社長の西垣大さんをゲストにお迎えします。
今回の対談では、「コミュニケーションをエンジニアリングし、人と組織の潜在力を解き放つ」をテーマとし、かつての同僚でもある弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 コミュニケーションエンジニアリングによって、劇的に改善した実際の事例をいくつか教えていただけますか。
西垣 日本の東部と西部にある2つのメーカーが合併してできた会社がありました。一緒になった一番の理由は、ある事業分野に特化して生き残りを図るためでしたが、僕らが出会ったときには、合併から5年は経っているのに、東西にそれぞれ同じ部署や工場が分かれており、連携も限定的で十分ではありませんでした。もちろん、みんな「これではダメだ」と思っているわけです。「東西で事業を統合すべきだ」と、みんなが「べき論」で言うけれど、実際にはできない。なぜなら、完全に統合するとなったら、どちらかの部署や工場を畳んで、どちらかに集約することになるからです。東の人間は西に行きたくないし、西の社員も同じ。「絶対に嫌だ。あっちへ行くなら辞める」と。こういう現実がある中で、トップの人たちも踏ん切りがつかなかった。
井上 そこではどんなことを?
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