2018/10/09
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経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力
第4回
部下に悩むリーダーが心がけるべき二つのこと。(4/5)
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- スペシャル対談
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「経営者を語る」――今回は、リーダーシップ・行動心理学の研究者である池田貴将氏(株式会社オープンプラットフォーム代表取締役)をゲストにお迎えします。
池田氏に、「経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力」をテーマに、決断力の高め方や、最速のスピードで目標達成する方法などを、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 経営者の立場から言うと、未来記憶が自分なりに持てていることは当然として、会社としても「この会社は将来こんなふうになっていきたいよね」「必ずみんなでやれる」といった、従業員との「共同未来記憶」のようなものをどのように一緒に見られるかがすごく大事な気がしています。
また、個々のメンバーに仕事をしてもらうときに、その人に向いたテーマであるのは当然なんですが、その一人ひとりが担当している仕事の未来記憶を持っていてくれているといいなと思いますね。例えば、「これでこんなサービスができあがるぞ」とか、「こんな人たちが喜んでくれる」とか、「こんな結果が出そうだ」といったような……。
今は一人ひとりがちゃんとそういう力を持っているといいでしょうし、経営者としてはそういったことをちゃんと持たせてあげる教育や場作りがとても大事ですね。
池田 僕はリーダーが使う単語としては、「私はこうしていこうと思う」ではなくて、今井上さんがおっしゃったように、「私たちはこっちに向かっていく」といった「We」という単語で考えていることがすごく重要だと思っています。だから、その未来があると、従業員の人たちも「では、自分自身は個々の未来になるとどうなるんだろう?」と考えるようになる。
僕は、リーダーが掲げるビジョンというのは、そこに一緒にいる人たちが自分の未来を考えるきっかけになるんだろうなといつも思うんです。それがあるから自分の未来を描きやすい。部下に対して未来記憶を持たせてあげることにつながるんでしょうね。
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