2018/09/25
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経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力
第3回
目標を達成できないのは「未来記憶」をしないから。(3/5)
- キャリア
- スペシャル対談
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「経営者を語る」――今回は、リーダーシップ・行動心理学の研究者である池田貴将氏(株式会社オープンプラットフォーム代表取締役)をゲストにお迎えします。
池田氏に、「経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力」をテーマに、決断力の高め方や、最速のスピードで目標達成する方法などを、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 なるほど。行動と行動の《間》を消す。そのためにはやることを決めておいて、一つの行動ごとにいちいち止まらないーーという感覚はわかります。僕の場合は、自分の中での加速装置みたいなものがあるんです。例えば、朝や午前中の使い方に関して、よく成功法則などを読むと「午前中は頭が冴えているから考え事をしなさい」とありますが、僕は、どちらかというと朝のうちに事務的なことを処理してしまった方がいいと思っています。具体的に言うと、朝8時くらいに会社に行って、朝礼的な会議を挟んで10時くらいまでに「まず捌いてしまいたいこと」を事前に考えておく。そこまでにメールの返信など、処理できることを全部さばけると、わりと一日の調子がいいんですよ。
池田 今のは、メソッド的に言うと、アスリートなどが使う「ピリオダイゼーション」ですね。区切りが一日単位だと長すぎるので、例えば「8時から9時まで」とか「9時から11時まで」といったように区切っていく。集中できる人は《自分が集中できる単位時間》を知っているんですね。僕自身もタイマー生活を送っていて、例えば、本を読むときには、タイマーを15分間にセットして読んだりします。そうしないと、読んでいる途中で意識がふら~っと飛んで行ってしまう。また原稿を執筆するときも、僕の場合は20分間でタイマーをかけて、どんなに書くことが思い付かなくてもデスクの前から離れないと決めています。そういった癖付けというかが、それが、僕が自分を加速させるときのスイッチです。
井上 うちのスタッフに聞いてみても、朝はともかく、夕方から夜の時間帯がダラダラとなっていく人が多いようです。まずは、夜に行動の《間》を消すことができると良い習慣になっていくんでしょうね。
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