TOP 経営者のための、これからの時代の「アナロジー思考」的読み解き方 すでにとんでもない時代は到来している。経営者やリーダーは、自分なりの大胆な仮説を置き行動せよ。(5/5)

2017/10/17

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経営者のための、これからの時代の「アナロジー思考」的読み解き方

第5回

すでにとんでもない時代は到来している。経営者やリーダーは、自分なりの大胆な仮説を置き行動せよ。(5/5)

  • スペシャル対談
  • ビジネススキル
  • 経営
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 細谷功氏 ビジネスコンサルタント/株式会社クニエ コンサルティングフェロー
 

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「経営者を語る」――今回はビジネスコンサルタントの細谷功氏(株式会社クニエコンサルティングフェロー)をゲストにお迎えします。

 

細谷さんは、企業・教育関連コンサルティングの傍ら、ベストセラー『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)をはじめとする一連の著作を通して、物事の本質や構造を明らかにする発信を続けられています。

 

今回の対談では、「DoubRing(ダブリング)」「川上と川下の視点」「AI時代との向き合い方」などをキーワードに、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきます。全5回でお届けします。

 

 

井上 思いのほか、AIの話題が多くなった気がしますが、そうなると企業のあり方も変わっていくということですね。

 

細谷 対談の第1回と第2回で話した「川上と川下」「キリギリスとアリ」という考え方で言うと、川上でキリギリスが企業なり事業なりを切り開き、それをアリが軌道に乗せて川下に向かっていくと、定型度の高い仕事はAIやロボットが行うようになります。
アリの仕事をAIとロボットが奪い、「キリギリスとロボットとアリ」の組み合わせになるわけですね。また、大きな川が減って小さな川が増えます。会社の規模自体も小さくなる代わりに、いろんなものをどんどん起こしていくという、川上の比率が上がった状態で数が増えていくと思います。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 細谷功氏

    細谷功氏

    ビジネスコンサルタント/株式会社クニエ コンサルティングフェロー

    東京大学工学部卒業。株式会社東芝を経て、アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社にてコンサルティングに従事。コンサルティングの専門領域は、製品開発や営業等の戦略策定や業務/組織/IT改革。近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーを企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施。著書に『地頭力を鍛える』『問題解決のジレンマ』(以上、東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『やわらかい頭の作り方』(筑摩書房)等がある。

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