TOP 社長が "将来" 役員にしたい人、25の条件 役員になれるのは、「1つの仕事から、幅広く多様で統合的な知識を獲得する人」。(1/5)

2017/02/08

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社長が "将来" 役員にしたい人、25の条件

第1回

役員になれるのは、「1つの仕事から、幅広く多様で統合的な知識を獲得する人」。(1/5)

  • キャリア
  • スペシャル対談
  • 組織
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 秋山 進氏 プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役
井上 秋山さんにはリクルートの新人時代からいまに至るまで本当に長らくメンター的な先輩として大変お世話になっており、当社でも社内の社員向け研修をしていただいています。
今回上梓された本についても、原稿の素案を拝見して、うちのコンサルタントたちがレビューさせていただいたご縁があり、発刊を楽しみにお待ちしておりました。まず、今回の本を執筆されたきっかけはどういうことだったのですか?

 

秋山 最初は、出版社から、「管理職向けのベーシックな本を」と依頼されたのですが、実際に書いてみるとどうもしっくりこない。良い管理職像として世の中でよく言われているようなことを、いかにもそれらしく、きれいにまとめたものしか書けないことに気づいたんです。というのも、僕は、幸せなことに上司と部下にも恵まれ、いわゆる普通の課長さんや部長さんが苦労するようなこと、例えば、会社の方針と現場で働く部下との間で板挟みになるとか、なかなか言うことを聞いてくれない部下とどうやって一緒に仕事をしていくか悩むといった、中間管理職的な辛さをほとんど経験していないんですね。それで、良い管理職になる本ではなくて、役員に上がっていく人を発見したり、そういう人のキャリアプランをどのように作ればよいかなど、僕がよく知っている内容に変更するようにお願しました。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 秋山 進氏

    秋山 進氏

    プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役

    京都大学卒。リクルート入社後、事業・商品開発、戦略策定などに携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。

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