2024/06/07
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スペシャルコラムドラッカー再論
第416回
事業活動が及ぼす社会的な負の影響に対して、マネジメントはいかに対処するべきか。
- イノベーション
- エグゼクティブ
- マーケティング
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
社会的影響に対処するには、まずその全貌を明らかにしなければならないとドラッカーは言う。
「では、その明らかにした影響をいかに処理するか。目標ははっきりしている。社会、経済、地域、個人に対する影響のうち、その組織の目的や使命の達成に不可欠なもの以外は、すべてなくすことである。組織内に対するものか、社会や環境に対するものかを問わず、影響は小さければ小さいほどよい。したがって、影響を与える原因になっている活動を中止することによって影響をなくせるのであれば、それが最善の解決である。唯一の優れた解決である。」(『チェンジ・リーダーの条件』、2000年)
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