TOP スペシャルコラムドラッカー再論 連邦分権組織における、組織の適切な「小ささ」と「大きさ」。

2019/04/29

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第169回

連邦分権組織における、組織の適切な「小ささ」と「大きさ」。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

職能別組織は、中規模以上の大きさに育つと組織として劣化をし始める。連邦分権組織は、この、規模の問題を解決するために設計されたとドラッカーは述べる。
しかし連邦分権組織もまた、規模の制約を受けることに変わりはない。なぜなら、せっかく連邦分権型にして自立した部門を創ったにも関わらず、それが大きくなれば、そのなかにまた職能別組織が出現するからだ。

 

「こうして自立した部門そのものが、業績をあげることのできない巨大で鈍重な組織と化す。全社レベルのトップマネジメントという頭脳部分は機能している。しかし自立した部門内の職能別組織が硬直化し、全体のためではなく自らの...

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プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。