TOP とことん観察マーケティング 元ローソン渡辺氏講演「コンビニを見れば日本経済がわかる」から感じたこと①

2019/04/10

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とことん観察マーケティング

第15回

元ローソン渡辺氏講演「コンビニを見れば日本経済がわかる」から感じたこと①

  • マーケティング

 

野林徳行です。

「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。

 

15回目のコラムです。

 

『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回書かせていただいています。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまっています。

 

足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正の大きさが小さくなります。

 

今回は、元ローソンで今は流通アナリストでもある渡辺広明氏の講演で感じたことを記します。

 

■元ローソン渡辺広明氏の特別講演「コンビニを見れば日本経済がわかる」

最近は著名な方のオンラインサロンが流行っており、オフラインイベントも行われながら勉強していくというお知らせが増えてきました。

 

以前にローソンの日用品部の部長だったことがあるのですが、その時のメンバーであった渡辺弘明さんが独立して、「やらまいかマーケティング」というマーケティングコンサル会社を立ち上げ、オンラインサロンが開設されました。その記念としてさっそくオフラインイベント「コンビニを見たら日本経済がわかる」が開催され、行ってまいりました。

 

渡辺さんは、ローソンに22年勤務されました。商品開発、日用品のマーチャンダイザー、コピー機などのサービス部門と多岐にわたって活躍されました。会社の中で落とされたミッションをきちんとやるというよりは、カスタマーのことを考え、メーカーさんが不利益にならないことを考える。したがって、協業して一緒にステキな商品を生み出すというスタンスであったことを覚えています。

 

その後、化粧品業界に転職しながら流通アナリストとしてTVや雑誌にも多く登場しています。その人脈や知見を活かして会社を立ち上げました。主に企業の商品開発のアドバイザーとして、そして変遷の激しい流通業界のコメンテイターとして活躍されていくと思います。

 

私もローソンでは、商品本部、エンタテイメント本部、サービス本部、マーケティング本部を兼務しながら、ローソンチケット社長、アイコンビニエンス取締役、HMV取締役、ローソンCSカード取締役、ローソンATMネットワークス取締役と大役を歴任しました。ただ、商品開発の各論などは彼のほうが詳しく、また、現在でもシフトに入ったりして、まさにとことん観察マーケティングを実践されています。

 

 

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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