TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 米国医学会が衝撃の発表!!その医療、本当は「ムダ」です

2019/04/05

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成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」

第33回

米国医学会が衝撃の発表!!その医療、本当は「ムダ」です

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成功する経営者は皆、多読家。
「TERRACEの本棚」では、成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『続 ムダな医療』。
編集を手掛けられた日経BP社の日野なおみ氏に、本書の見どころを伺いました。

 

 

経営者の皆さんは、人一倍、健康に気を配っているのではないでしょうか。替わりの利かない身体です。健康を維持すべく、様々な検査や治療を定期的に受けている人も多いはずです。

 

しかし、実は皆さんが普段受けている検査や医療行為の中に、「ムダ」が潜んでいたとしたらどうでしょう。人体に悪影響のない「ムダ」であれば、お金や時間が浪費されるだけですから、ダメージはさほど大きくありません。
けれどこの「ムダ」の中には、「受けることによって、場合によっては人体に悪影響をもたらすもの」もあります。

 

「Choosing Wisely(賢く選ぼう)」――。

 

この数年来、米国医学界では、このように名付けたキャンペーンが広がっています。受ける医療行為を賢く選択して、ムダをなくしていこうというものです。治療効果が得られるわけでもないのにコストばかりかかる医療行為や、患者に対するリスクを高める医療行為など、多様な「ムダ」を、影響力も歴史もある名だたる医師会が、次々に発表しているのです。

 

今回紹介する『これ、本当に受ける意味ある?と悩んだときに読む 続 ムダな医療』では、医療経済ジャーナリストである室井一辰氏が、米国医学会が発表した最先端の「ムダな医療」のリスト、約300を網羅し、日本の読者の皆さまに届けています。

 

米国医師会が指摘するムダな医療の中には、日本の医療現場で当たり前のように患者に施されているものもたくさんあります。
例えば、こんな指摘が続きます。

 

  • 前立腺ガンの医療行為には不必要なものが多い
  • 平均寿命から5年未満になればマンモグラフィーは不要
  • PET-CT検査で大腸ガンを調べても精度は上がらない
  • 高齢者をすぐに認知症と決めつけてはいけない
  • 入院中の寝たきりや座りっぱなしは禁物
  • 漫然と子供に尿検査を受けさせない
  • 妊娠の記念のための超音波検査はダメ
  • 男性の不妊症対策にテストステロンの処方は不要
  • 古くなったというだけで、歯の詰め物を取り替えない――

 

ガンの検査や治療から始まり、高齢者や子供・赤ちゃん、出産・妊婦・不妊医療のほか、歯科・薬剤師・リハビリや腰痛・スポーツ・足や膝、耳鼻科・皮膚科・アレルギー、脳神経・睡眠・精神など、読みやすく整理された99分類、約300項目のムダな医療を、一挙に網羅しています。

 

健康は何よりも大切にすべきもの。

 

けれど、もし「健康のため」を思って受けている医療行為が、あなたのデメリットになっていたら――。そんな視点で、本書をめくってみてください。気になる項目だけをチェックする。そんな読み方でも、十分に役に立...

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プロフィール

  • 日野 なおみ氏

    日野 なおみ氏

    日経BP社 日経ビジネス クロスメディア編集長

    月刊誌「日経トレンディ」や週刊誌「日経ビジネス」の記者を経て、2017年から日経ビジネス編集部で書籍編集を担当。主な担当作品は『宝くじで1億円あたった人の末路』『誰がアパレルを殺すのか』『母さん、ごめん―50歳独身男の介護奮闘記』『子育て経営学-気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか』『セゾン 堤清二が見た未来』など。

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