TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 相手の心が思わず動く、「儲かる」日本語の法則とは?

2019/03/27

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成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」

第31回

相手の心が思わず動く、「儲かる」日本語の法則とは?

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成功する経営者は皆、多読家。
「TERRACEの本棚」では、成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『儲かる日本語 損する日本語――相手の心が思わず動く24の法則』。
編集を手掛けられた祥伝社の栗原和子氏に、本書の見どころを伺いました。

 

 

「なぜ、限定品を仕込んでいるのに、売り上げが伸びないの?」
「なぜ、あの人の企画はよく通るのか?」

 

こんな悩みを持っていたら、言葉の使い方を少し変えるだけで、解決の糸口が見えるかもしれません。

 

本書の著者、野呂エイシロウさんは、放送作家、戦略的PRコンサルタントとして活躍されている方。言葉ひとつで人の心をつかんできた場面を、何度も目にされてきました。その経験をもとに、“相手の心が思わず動く”言葉の法則をまとめたのが、本書です。

 

たとえば、ビジネスランチにお誘いする場合。
「ランチでも行きませんか?」なんて言ってしまいがちですが、これでは誘った相手にスルーされてしまう可能性が高い。

 

どこが問題なのでしょう。それは、「でも」。

 

ビジネスのお誘いで「でも」が入ると、思いつきで社交辞令のような印象を与えてしまうため、相手にこちらの熱意が伝わりません。
正解は、「ランチに行きましょう。来週の予定はいかがですか」。

 

できる人は、具体的に提案しつつ、お誘いをします。たかが2文字の「でも」ですが、要注意です。

 

「人の心はポジティブな表現に動く」という法則も、覚えておきたいものです。

 

たとえば、締め切りが過ぎても、お願いした方から〇〇が届かない。その場合、次の2つのどちらが相手の心を動かし、スムーズに事が運ぶでしょうか?

 

「まだ〇〇をいただいていませんが、どうなっていますか?」
「昨日が〇〇の締め切り予定日でしたが、今日か明日はいかがですか?」

 

これは間違いなく後者。
前者では、相手の反感を買ってしまう可能性もあります。「いかがですか」をつけて、ポジティブな提案型にすると、印象ががらりと変わります。

 

「本来、お客は売り手が売りたいものは買いたくない」法則も、心にとめておきたい。

 

「限定〇個」と煽るのではなく、なぜ限定なのか、その理由を説明するために「~なので」を使います。たしかに、「開店1周年なので、赤字覚悟で限定〇個を特別価格でご提供」と言われれば、思わず目が留まります。

 

これらのほかにも、本書では、

 

・あの繁盛店が「いらっしゃいませ」を使わない理由。
・ヒットするネーミングやコピーのコツ。
・自慢と受け取られない、SNSの発信法。
・自虐ネタの効果的な使い方      ……などなど

 

営業、販促、接客ほか、日常のビジネスシーンですぐに使える法則/実例が満載。
ぜひご覧になってください。

 

プロフィール

  • 栗原 和子氏

    栗原 和子氏

    祥伝社 書籍編集部

    祥伝社 書籍編集部所属。情報センター出版局を経て、祥伝社に入社。雑誌「BOON」「Zipper」で雑誌編集に携わった後、ノンフィクション単行本の編集を手掛ける書籍編集部に移る。担当した本には『ダメな自分を救う本』(石井裕之著)、『仕事に効く 教養としての「世界史」』(1、2)(出口治明著)、『明治維新とは何だったのか』(半藤一利・出口治明著)、『変調「日本の古典」講義』(内田樹・安田登著)、『謹訳 源氏物語』(全十巻)(林望著)などがある。       祥伝社 ホームページ https://www.shodensha.co.jp/                   祥伝社 書籍編集部ツイッター https://twitter.com/nonbook

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