2019/03/28
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2030年に向かえ! リーダーのためのキャリアメイク戦略
第9回
人材づくりは「〝良い場〟の創出」が100%。
- 転職
- キャリア
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
【この記事でわかること】
・チームづくりのイマジネーションが広がる「アナロジー」の使い方
・良い人材をつくるための最も効果的な手順
◆「メンバリング」=適切な採用+適切な場の提供(×動機付け×育成)。
今回は、「MUST(ポジションの要件)」と「場づくり」の話をしていきましょう。
私は殊更に「リクルートが……」と言うつもりはないのですが、過去にリクルートで採用や教育をやっていましたので、以前からリクルートの教育についてほめられ、質問されることがとても多いんですね。「リクルートさんは人の使い方とか、組織活性の方法が上手いですよね。リクルートの教育とか教えてください」と。
でも、皆さん勘違いされているんですが、リクルートは「教育」をやっていないんです。
リクルートがやっているのは、採用を徹底的にこだわること、そして、その人に良い場(適切な場)を与えるだけです。実際にそうなのです。
良いチームをつくるには、「適切な採用」と「適切な場を提供すること」の二つが必要です。もちろん、放り込むだけではダメで、そこには当然、動機付けや育成というものも必要です。
それら一連の仕組みを説明するものとして、私は「メンバリング」というフレーズをつくりました。
式として表すと、【「メンバリング」=適切な採用+適切な場の提供(×動機付け×育成)】となります。
(*メンバリングについてはサンケイビジネスの連載に詳しく書きましたので、もしご興味ありましたらこちらからご覧ください)
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