2019/01/24
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2030年に向かえ! リーダーのためのキャリアメイク戦略
第4回
「結果軸」ではなく「原因軸」を行動の起点にする。
- 転職
- キャリア
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
【この記事でわかること】
◎短期的と中期的、両方のモチベーション創出方法。
◎「精神的安定(レジリエンス)」を得るための4つの条件。
今回は、ワークから始めましょう。
次の図にある4つの対照的な項目について、自分が1~10のうち、どのあたりに位置しているかを記入してみてください。あまり考え込まずに、直観的に選んでください。
さて、いかがだったでしょうか。
この左右の位置にはどんな意味があるかというと、左側は「原因」を重視する価値観を、一方、右側は「結果」を重視する価値観を表しています。
前提としては、答えは左右どちら側に偏っていてもいいのです。どちらが正しいというわけではありません。
ただ、コントローラブルなものはどっちかというと、左側です。
例えば、「ストレスのない職場を得たい」と結果を求める行為が、実際にストレスがない職場を得ることになるかというと、実はなかなかそうはなりませんよね。
また、「肩書きや高い年収などを先に与えてやってもらう」という考え方は否定しませんし、実際その動機づけとして、あるいは、役割をアサインすることが正しいケースはあると思います。
しかし、その場合、やってみてダメだったときには外される可能性はあります。「高値」がずっと続いてくれることは一番ハッピーですが、企業も人も、良いときばかりではありません。
「結果」を見てはいけないということではないのですが、それよりも、ご自身の行動の起点は「原因」軸で考えた方がいいのではないか?ということを、ここではご提案しておきたいと思います。
よく心理学では、「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」と言われますが、これも同じく「原因」軸にフォーカスした考え方です。
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