2019/01/08
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社長を目指す方程式
第4回
2019年は「EQマネジメント」が来る! “感情知性”をコントロールしよう
- キャリア
- ビジネススキル
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
◆EQは開発できる可変的なもの ぜひ「社長のEQ」を身につけよう
部下の感情タイプ別のマネジメント方法についてご紹介いたしました。
EQのサーベイ指標からの状況把握と対応策ですが、平素から部下の行動や反応を見ていれば、ある程度以上、ご紹介した各タイプは推測できると思います。こうした特性を持っているのだと気づいたら、それに合うようなコミュニケーションを取るのが、デキるリーダーの上手いやり方であり、優れた経営者、社内外の人たちを惹きつける力を持つカリスマ経営者たちは皆、こうしたEQ活用を意識・無意識に行なっています。
そして大事なことは、EQは開発できる可変的なものであるということです。ここまで説明が長くなってきましたので、皆さんご自身のためのEQ開発についてはまた改めてご紹介してみたいと思いますが、例えば活躍する社長は「私的自己意識が高い」「社会的自己意識が低い」「抑うつ性、特性不安共に非常に低い」「気力創出力系因子が全般的に非常に高い」「対人関係知性、状況判断知性共に全般、非常に高い」「情緒的感受性については非常に低い」といった傾向があります。
社長を目指すあなたは、ぜひ、EQコミュニケーションを駆使し、「社長のEQ」を身につけましょう!
※この記事は、「SankeiBiz『井上和幸 社長を目指す方程式』」の連載から転載したものです。
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