2018/12/18
1/4ページ
社長を目指す方程式
第3回
社長とは、聖人君子か、暴君か? リーダーシップの4つのスタイル
- キャリア
- ビジネススキル
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
つまり、「リーダーシップ3.0(R)」「リーダーシップ4.0(R)」をスタイルとして体現していくことこそ、現在部長・課長としてご活躍中の読者の皆さんが、今後リーダーとしての良い歩みを実現するポイントになるでしょう。そして社長への道へ…。
◆そして組織は、「人」と「人」をつなぎ直すものへと
それは、ある面、原点回帰の部分もあります。
特に21世紀に入ってから日本企業は、機能的に(機械的に)単一の会社として効率や成果をあげることを、アメリカ企業以上に追求し過ぎてしまった感があります。
それで職場がギスギスして、人間の営みではなくなり、コミュニティ意識が持てなくなって、悩みが増え、簡単に社員が辞めていくようになってしまった部分があります。これは、むしろアメリカ以上に進んでしまったと言えるでしょう(実際、米国企業の方が、会社でオフサイトのイベントやバースデイ・サプライズパーティーをやったりしている割合が多くなっている現実がありました)。
思えば、「リーダーシップ1.5」の時代は、上司と部下の関係も、「人間」と「人間」でした。運動会をやれば、上司が不格好に転んだり、思いのほか活躍したりしました。社員旅行に行けば、酔っぱらって裸踊りしたり、卓球が上手だったりした。あるいは、上司の家に行ってごちそうになると、実は奥さんに頭が上がらないこともわかった。そんな人間的な側面を見る機会がたくさんありました。しかし、今は、それがどんどん排除されてしまった。部下と飲みにいくのも憚られる。
いま、「稲盛流コンパ」や「ヤフーの1on1」などと注目されている“新しい手法”は、なんのことはない、高度成長期の日本企業は大手から中小までほとんどの企業がやっていたことです。
「人」としてのあり方に改めて見つめ直しが起こりつつあって、いま、ぐるっと時代が戻って来たのかもしれません。
※「リーダーシップ3.0(R)」は、株式会社 経営者JPの登録商標です(登録番号:第5435135号)。
※「リーダーシップ4.0(R)」は、株式会社 経営者JPの登録商標です(登録番号:第5934148号)。
※この記事は、「SankeiBiz『井上和幸 社長を目指す方程式』」の連載から転載したものです。
無断転載を禁じます。
Copyright (c) 2018 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.