2018/06/05
1/2ページ
声と表情が変える、経営者・リーダーの存在感
第4回
しっかりと伝えたければ、「実感できる声」を出す。(4/5)
- スペシャル対談
- ビジネススキル
プロフェッショナルな専門家の記事が読める!60秒で簡単・メンバー登録はこちら >
「経営者を語る」――今回は、フリーアナウンサーで、声&表情トレーナの菅家ゆかりさん(声とことばの磯貝メソッドⓇ正講師)をゲストにお迎えします。
「声と表情が変える、経営者・リーダーの存在感。」をテーマに、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 菅家さんは、「声とことばの磯貝メソッドⓇ」の正講師でもいらっしゃいますね。
菅家 言葉をきちんと伝えたいと思いまして、十数年前から勉強して、教える資格を取りました。そこで意識改革をさせられたのですが、最初、「自分はアナウンサーだし、ある程度できている」というつもりで行ったら、全然ダメだと指摘され、ガーンと頭を叩かれたようでした。でも、「これほど言われるんだったら、このショックをエネルギーに変えよう」と思いまして。トレーニングをした結果、声が変わっていったんですね。私はアナウンサーを30数年やっていますが、アナウンサーを10数年やった時点での声と、その後、磯貝メソッドの中でやって来た声は、自分自身でも違うと思います。
井上 どのように違うのですか?
菅家 自分自身で「今、こういう声を出してしゃべっているな」と、きちんと実感できるようになりました。ですから、皆さんもしゃべっているときには、まず「今、自分がこんな風にしゃべっている」ということを認識して、それからお話しされるといいと思います。自分で認識できるということは、納得できるということであり、納得できる内容を伝えるということは、相手も納得して理解できるということですから。
一方的にしゃべるというのは、自分で認識せずに、わーっと夢中になって伝えているんです。自分がしゃべった内容に、自分でも「そうだね」と相槌を打ちながら話すようにしてみてください。
井上 しゃべっていることを、自分で受け取る意識を持つ、ということですか?
こちらはプラチナメンバー限定記事です
プラチナメンバー登録(年間11,000円or月間1,100円)を
していただくと続きをお読みいただけます。
※登録後30日間無料体験実施中!