2018/05/15
1/2ページ
声と表情が変える、経営者・リーダーの存在感
第1回
話を聴くときの「自分の表情のクセ」に気づいていますか?(1/5)
- スペシャル対談
- ビジネススキル
「経営者を語る」――今回は、フリーアナウンサーで、声&表情トレーナの菅家ゆかりさん(声とことばの磯貝メソッドⓇ正講師)をゲストにお迎えします。
経営者やリーダーは、部下や取引先、お客様など多くの人から注目されています。人前で話すことも多くなります。その中で、自己流でやっている人と、きちんと自分の表情や声、話し方のクセを知り、矯正するトレーニングをしている人とでは、相手に与える印象が全く違ってきます。
そこで今回の対談では、「声と表情が変える、経営者・リーダーの存在感。」をテーマに、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 この対談は経営者層を主な読者として毎回お届けしているのですが、菅家さんはトップクラスの芸能人・タレント、アスリートなどの方々も含めて、表舞台に立つ方を多く見ていらっしゃると思います。そうした人前に立つ方々の表情や声、雰囲気での共通点について、なにかお気づきになることはありますか。
菅家 そういった方々は、前に立った瞬間からオーラがあるというか、人を惹きつけるキラキラした輝きであったり、エネルギーをお持ちですよね。しゃべる前から「あ、この人の話が聞きたい」と思わせるものがあります。
井上 そのキラキラしたオーラは、敢えていうと、どこから来るものなのでしょう?
菅家 まずは姿勢がいい、ということですね。パッと立った瞬間に、カッコイイ、何か違うぞ、という雰囲気があります。それと顔。目には輝きがあり、しっかりと開いています。もちろん、誰でも目は開けていらっしゃるんですが、疲れていたり、何かエネルギーが足りないと、ぼんやりしているように見える目になってしまう。
もう一つは、顔の筋肉が全体的に上がっていることです。これはよくご指導することで、エネルギーがあったり、この人カッコいいな、と思わせるポイントです。顔の筋肉が上がっていると、見る人は勢いがあるように感じます。反対に顔の筋肉が下がっている、ということは、エネルギーもダウンしているように見えてしまいます。
こちらはプラチナメンバー限定記事です
プラチナメンバー登録(年間11,000円or月間1,100円)を
していただくと続きをお読みいただけます。
※登録後30日間無料体験実施中!