TOP とことん観察マーケティング 「壁打ち」という仕事、「引き出し」という武器

2024/08/22

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とことん観察マーケティング

第108回

「壁打ち」という仕事、「引き出し」という武器

  • マーケティング


野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。

108回目のコラムです。還暦を迎える年齢になり、実務というよりは顧問という仕事が増えてきました。先日はレッド・ツェッペリンやレインボーなどの楽曲をライブハウスでやらせていただくなど元気に過ごさせていただいていますが、若いわけでもないのでフルタイムでの通勤の仕事などは選択せず、ベンチャー企業の社長の「壁打ち」という仕事が増えてきました。ローソンやブックオフの経験もあるため、流通を中心とした営業紹介で成功報酬という顧問の依頼が殺到していますが、ステキな企業には依頼されていなくてもステキのかけ算をして、そうでない場合はすべてお断りしています。

わたしの現状は、、、

2024年8月現在のわたしの仕事を記します。
・有限会社オフィスフレンジー 代表取締役
こちらは、各社の顧問や研修、そして講演をしている仕事の母体となっている会社です。営業もしないのでホームページもありません。

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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