2024/07/26
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スペシャルコラムドラッカー再論
第423回
ひとつの会社における組織の正しい構造はひとつではない。
- エグゼクティブ
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
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ドラッカーによれば、マネジメントの研究は19世紀に政府、常備軍、企業などの大組織が現れたときに始まった。
以来、組織の正しい構造はひとつであるとの前提に立ち、その正しい構造探しが行われてきた。
正しい構造とされるものは時代とともに変遷してきている。
それまでフェヨールやカーネギーが説いていた「機能別組織」が唯一の正しい構造ではないことを明らかにしたのは第一次世界大戦で、第一次世界大戦の直後、ピエール・S・デュポン、続いてアルフレッドスローンが「分権型組織」を生み出した。
今日では、あらゆる組織に適用すべき組織構造として「チーム型組織」が喧伝されている。
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