TOP スペシャルコラムドラッカー再論 プロフェッショナルの責任、「知りながら害をなすな」。

2024/07/12

1/1ページ

スペシャルコラムドラッカー再論

第421回

プロフェッショナルの責任、「知りながら害をなすな」。

  • エグゼクティブ
  • マネジメント


30日間無料トライアル実施中!プラチナメンバー登録はこちら >>

プロフェッショナルの責任は、既に2500年前、ギリシャの名医ヒポクラテスの誓いの中にはっきり表現されているとドラッカーは言う。
「知りながら害をなすな」。

「プロたるものは、医者であろうと、弁護士であろうと、マネジメントであろうと、依頼人に対し、必ず良いことをすると約束することはできない。彼にできることは、最善を尽くすことだけである。しかし、知りながら害をなすことはしないとの約束はしなければならない。依頼人のほうとしても、プロたる者が知りながら害をなすことはないと信じられなければならない。この信頼がなければ、何も信じられない。」(『チェンジ・リーダーの条件』、2000年)

こちらは会員限定記事です。
無料会員登録をしていただくと続きをお読みいただけます。

プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

    この登場者の記事一覧をみる