TOP スペシャルコラムドラッカー再論 社会的責任の目標、利益の目標。

2024/04/26

1/1ページ

スペシャルコラムドラッカー再論

第411回

社会的責任の目標、利益の目標。

  • イノベーション
  • エグゼクティブ
  • マーケティング
  • マネジメント



60秒で簡単無料登録!レギュラーメンバー登録はこちら >


「わずか数年前、経済学者もマネジメントも、企業の社会性は無形であって、目標を設定することなどできないとしていた。しかし今日われわれは、この無形のものを有形にしうることを知った。」(『チェンジ・リーダーの条件』、2000年)

このくだりは、当時の時代背景や話題になっていたことのどの辺りを指すのかがちょっと分からず、意味合いを捉えるのが(僕には)やや難しい。
これに続いてドラッカーは、消費者運動や環境破壊に対する攻撃は、企業自らが社会に与える影響と、社会の問題に対する企業自らの社会的責任について徹底的に検討し目標を設定しなければならないことを学ぶための高価な授業料だったと述べている。
おそらくはその後のCSR、SDGsの源流のようなことが、当時起きた〜大きなトピックとなった〜のだろうと想像できる。

こちらは会員限定記事です。
無料会員登録をしていただくと続きをお読みいただけます。

プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

    この登場者の記事一覧をみる