2024/04/26
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スペシャルコラムドラッカー再論
第411回
社会的責任の目標、利益の目標。
- イノベーション
- エグゼクティブ
- マーケティング
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
「わずか数年前、経済学者もマネジメントも、企業の社会性は無形であって、目標を設定することなどできないとしていた。しかし今日われわれは、この無形のものを有形にしうることを知った。」(『チェンジ・リーダーの条件』、2000年)
このくだりは、当時の時代背景や話題になっていたことのどの辺りを指すのかがちょっと分からず、意味合いを捉えるのが(僕には)やや難しい。
これに続いてドラッカーは、消費者運動や環境破壊に対する攻撃は、企業自らが社会に与える影響と、社会の問題に対する企業自らの社会的責任について徹底的に検討し目標を設定しなければならないことを学ぶための高価な授業料だったと述べている。
おそらくはその後のCSR、SDGsの源流のようなことが、当時起きた〜大きなトピックとなった〜のだろうと想像できる。
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