TOP 【新・経営者の条件】徳重徹氏 EV事業の海外展開と「HARD THINGS」(2/5)

2017/06/06

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【新・経営者の条件】徳重徹氏

第2回

EV事業の海外展開と「HARD THINGS」(2/5)

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井上 徳重さんは『世界へ挑め!』(フォレスト出版)という著書も出されていますが、設立当初からグローバル市場で戦うのが前提だったわけですね。

 

徳重 「日本の会社が世界で勝つべきだ」みたいな思いがあって、もちろん経営にロジックは大事なんですが、それ以上に、「海外でできないわけがない」と思っています。僕はソニー創業者の盛田昭夫さんがすごく好きなので、その影響もあるのもしれませんね。

 

井上 現地には何名くらい社員を派遣しているのですか?

 

徳重 インターンをたくさん派遣しているときもありますが、正社員の日本人は2人くらい。インドは3、4人でやっています。
うちの社員には本当にありがたいと思っています。例えば、バングラディシュの場合、1年くらい前に大変なテロがあって日本人が亡くなりました。当時、うちの社員は3人いて、今も2人いるんですが、そういう中で頑張ってくれている。うちに入社して来るのは、名だたるメーカーの社員だった人が多くて、やっぱりみんな日本の大メーカーがどんどんおかしくなっていることに対して、「これではダメだろう」という強い思いがあるんです。「それを俺たちが解決するんだ」という気持ちでやっています。

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