TOP 【新・経営者の条件】徳重徹氏 一流企業を辞め、ベンチャーで世界に挑む(1/5)

2017/05/30

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【新・経営者の条件】徳重徹氏

第1回

一流企業を辞め、ベンチャーで世界に挑む(1/5)

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井上 そもそも徳重さんは、学生や若手社員の頃から起業されようと思っていたのでしょうか?


 

徳重 答えとしては「NO」というか……、うちは父親が頑固一徹で、僕は「絶対に会社をやってはいけない」と言われて育ちました。祖父が地元で大きな事業(木材業)をやっていたのですが、石炭から石油の流れの中で潰れて、親父が中学生のときにスッテンテンになってしまった。それで親父は、「お前には起業家の道には行かせない。とにかく一流大学、一流企業に行け」と。
一方、僕自身は、やる気があったので、大企業に入って経営者になろう、社長は無理でも役員にはなりたいと思っていました。だから働いていても、「サラリーマン」という言葉が嫌いで、「プロフェッショナル・ビジネスマン」みたいな意識を持っていました。

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