2024/09/12
1/1ページ
総集編!経営者・幹部の大切にしている言葉
第74回
経営者に聞く!大切にしている言葉:アルプ株式会社 代表取締役CEO 伊藤浩樹氏
- キャリア
- マネジメント
- リーダーシップ
- 組織
当メディアにて取材をさせていただいた方々にお聞きしている、「大切にしている言葉」。
あの経営者・幹部は、どんな言葉を大切にしているのでしょうか。
大切にしている理由とともにお届けする本企画。
今回は、「イマ、ココ、注目社長!」の特集にて取材させていただいた、アルプ株式会社 代表取締役CEO伊藤浩樹さんの言葉をご紹介します!
伊藤さんが大切にしている言葉は、
“美意の按配”
中国の故事が由来と言われていて、
「過去の嫌なことや困ったことも、すべては未来につながっている」という意味です。
ピクシブの社長を辞めることになったときに、この言葉を思い出しました。
逆境は次の勝ち筋にもなり得る。それこそが次の勝ち筋かもしれない。
要は起きたことをどう受け取るかで、過去は変わらないけれども、
その過去によって未来はプラスになり得る。経営も全部そうです。
例えば失注したこと自体はその瞬間は残念だけれども、
そこでの学びがプロダクトを一層非連続に強くするかもしれない。
そうするとそこでの学び自体が次のチャンスになるんです。
物事の受け止め方によって、世界の見方が変わるんです。
(伊藤 浩樹)
サブスクリプションを始めとするストックビジネスが拡大する一方で、そこには事業の成長を阻害するさまざまな要因が横たわっています。アルプ株式会社の「Scalebase」は、継続課金・ストックビジネスにおける複雑な商品設計・契約・請求・決済等を一元管理して、コストを削減し、収益を最大化するプラットフォーム。SaaSや広告、製造、通信、リース・レンタル、教育などさまざまな業界で導入されています。
同社を率いる代表の伊藤さんは東京大学卒業後、モルガン・スタンレーを経て、2009年にボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。2013年にはピクシブ株式会社に入社し、新規事業開発、開発組織のマネジメントを担当後、2017年に代表取締役社長兼CEOに就任。その後、2018年8月に友人たちとともにアルプ株式会社を創業しました。
同社は40名ほどの組織。伊藤さんは社員の皆さんと接する際、「会社の中に個人があるのではなくて個人の中に会社がある」という捉え方をしており、「その会社や事業、チャレンジが個人の中でどう生きるのか。その個人にとって意味があるのか。そういう問いをぶつけるようにしています。一人ひとりにとって面白いものをつくって提供したいし、行き詰まりがあるとしたらそれを解決したい。その上で、みんなで結果を出せることが一番だと考えます。」とお話いただいた姿がとても印象的でした。
記事では伊藤さんの創業に至るまでのストーリーや経営者として大事にしている考え、今後の展望などを伺っております。
ぜひ、ご一読ください!
▼取材記事はこちら
【アルプ株式会社 伊藤 浩樹氏】継続課金・ストックビジネスに特化したプラットフォームで企業が思いきり前進できる環境を。(前編)
【アルプ株式会社 伊藤 浩樹氏】継続課金・ストックビジネスに特化したプラットフォームで企業が思いきり前進できる環境を。(後編)