TOP 2023年成功している経営者が注目した本は?/TERRACEの本棚ランキングTOP5

2023/12/30

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2023年成功している経営者が注目した本は?/TERRACEの本棚ランキングTOP5

  • 編集部オリジナル
成功する経営者は皆、多読家。

 

「TERRACEの本棚」では、​​​​​成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介しています。
本を紹介してくれるのは、それぞれの本の担当編集者です。

 

2023年「TERRACEの本棚」の中で最も読まれた記事TOP5をご紹介します。
年末年始のお時間で、ぜひ読んでみてください。

第1位 『1秒で答えをつくる力』本多正識(著)

お笑い養成所に通う経営者やビジネスパーソンが増えている

 

本書が生まれるきっかけは著者である本多正識先生が特集されたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見たときでした。
番組内で「笑いの鬼」と呼ばれ、数々の芸人を指導してきた本多先生に惹かれ、編集者としてすぐに連絡を取り、NSC(お笑い養成所)の授業を見せてもらうことになりました。授業を見学して驚いたことは、お笑いの授業なのにも関わらず、教えている内容がビジネスパーソンでも勉強になる内容であること、そしてそれを証明するかのように、ビジネスパーソンや経営者が本多先生のところに学びにきていることでした。

第2位 『トップセールスだけに頼らない組織を作る 実践セールス・イネーブルメント』山下 貴宏(著)

トップセールスに依存した体制から脱却する仕組み

 

皆様の会社にも、毎年コンスタントに営業目標を大幅に達成して営業全体の売上を引き上げているトップセールスがいるのではないでしょうか。しかしこのトップセールスに依存した体制は、健全な状況とは言えません。そのトップセールスが退職したり異動したりすれば、その売上はたちまち落ちてしまうからです。

第3位 今からでも間に合う! 会社人生「55歳の壁」突破策』大塚 寿(著)

まずは私、本書の編集担当・白石泰稔の体験談から。私は1990年に株式会社PHP研究所に入社し、月刊誌の編集者を務めた後、政治・経済・ビジネス系の書籍編集を行い、2008年には編集長に就任。売れる本も多数つくっていたおかげで、会社からの評価は高まり、著者を含めた社外人脈も広まりました。「50代半ばまで最前線で突っ走り、60歳でハッピー・リタイヤかな♪」と妄想していましたが、世の中そんなに甘くありません。

第4位 問題発見の教科書 ゼロから革新的なヒットをつくり出す高岡 浩三(著)

著者の高岡浩三氏は、巨大グローバル企業「ネスレ日本」でCEOを務めた10年間、増収増益を続け、「ジャパンミラクル」とも称された鬼才の経営者です。
「キットカットの受験応援キャンペーン」「ネスカフェアンバサダー」など、数々のヒット企画を成功させました。

第5位 パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント樋口 泰行(著)

新卒で入社した会社に、25年後に経営者として戻る――こんな珍しいキャリアを持つのが、著者の樋口泰行さんです。1980年に松下電器産業へ入社するも、ハーバード・ビジネス・スクール留学後の1992年に退社。日本ヒューレット・パッカード社長から経営再建中のダイエーに転身、日本マイクロソフトでも社長を務めました。そして、2017年、パナソニックに再び入社しました(ご存じの方も多いと思いますが、念のため、松下電器産業は2008年にパナソニックへ社名を変更しました)。