TOP イマ、ココ、注目社長! 適正価格の中古車を、本当に必要な人に提供できる世の中に。【前編】

2022/09/09

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イマ、ココ、注目社長!

第262回

適正価格の中古車を、本当に必要な人に提供できる世の中に。【前編】

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コロナ禍の影響による半導体不足にこのところの円安が相乗して、日本の中古車価格の高騰に歯止めがかからない状況になっています。都市部ならばいざ知らず、クルマは地方で暮らすほとんどの人にとって必需品。それが、昨今の状況により、手に入れられなくなっている人も増えているのだとか。

流通や価格設定など、そもそもよくわからないことが多い中古車業界。そこを透明化し「必要な人たちに、適正価格で安心できる中古車を届けたい」と奮闘しているのが株式会社MOTAの佐藤大輔氏です。前編では、学生時代から起業の意思を持っていた佐藤氏が、紆余曲折を経て自動車メディアの運営に携わるまでを中心にお話しいただきました。

(聞き手/井上 和幸

 

紙とネットが混在するメディアの現場で学んだビジネスの基礎

――20代で1回目の起業をされたときはバイク関連のネットメディア、そして現在も自動車関連サイトの運営を中心に行われています。でも、新卒で入社されたのが学生援護会ですよね。人材系とクルマ関連の事業ってどうつながるんだろうというのがまずは気になったのですが、入社動機は何だったのですか?

 

佐藤 大学在学中にWindows98がリリースされてインターネットに初めて接続したとき、「これを使ったら何かできそうだ」という期待感を抱きました。実は、当時から漠然と「起業したい」という気持ちを持っていたので、インターネットが持つ可能性に強く惹かれたのです。

それで、ろくに就活もしないで試行錯誤していたのですが、1年くらい考えてもなかなかかたちになるものができない。「それは、自分にビジネスの経験がないからだろう」と思い至り、遅ればせながら就活をはじめたわけです。インターネット事業をしようにも、僕だけではビジネスになるサイト1つ作れませんし。

当時、僕の代の新卒採用はすでにほぼ終わっていましたが、たまたま学生援護会はまだ募集していたので行ってみたところ、面接官の方が「当社も紙からネットにどう移行していくかが課題なんだよ」と言われていて。ならば、その現場に絶対入りたいと。

 

――就職された2000年。メディア業界は、ちょうど紙媒体とネットがスイッチするタイミングでしたね。

 

佐藤 そうなんです。ですから、入社したら当然その現場で働きたいと思っていました。「新卒は営業から」というセオリーがあって、新人が商品側に配属になることはまずなかったのですが、「ここで遠回りするわけにはいかない」と、(配属がまだ決まらない)新人研修のときから担当役員に何度も企画書を送って粘りまくった結果、なんとか企画部配属に。当時あった『an』(アルバイトニュース)をW...

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プロフィール

  • 佐藤 大輔氏

    佐藤 大輔氏

    株式会社 MOTA 代表取締役社長

    1977年6月生まれ、45歳。兵庫県姫路市出身。 2001年関西学院大学経済学部卒。 卒業後、大手人材サービス企業に入社し、2005年に起業。 事業は順調に軌道に乗り、2007年にバイアウトに成功した。 その後2011年より株式会社リクルートへ。事業開発部門の責任者を経て、2014年に2度目の起業。 2015年にバイアウトした後、2018年、株式会社MOTAの代表取締役に就任した。

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