TOP CxOの羅針盤 未来の研究開発に求められるのは、マーケ力を持つπ(パイ)型人材。【前編】

2022/04/13

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CxOの羅針盤

第27回

未来の研究開発に求められるのは、マーケ力を持つπ(パイ)型人材。【前編】

  • キャリア
  • マネジメント
  • リーダーシップ
  • 組織
  • 丸山 健太郎氏 フジッコ株式会社 上席執行役員・開発本部長(2022年3月よりイノベーションセンター長)
 

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CTO=Chief Technology Officer。世界的になり手が不足しているといわれる、圧倒的な売り手市場ポジションですが、Technologyが差すものは、なにもIT技術に限ったことではありません。子どもの頃から食の魅力にとりつかれ、若手時代のキャリアを食品の研究開発に費やしてきた丸山健太郎さん。その技術と経験値を活かし、現在はフジッコ株式会社の上席執行役員・開発本部長(2022年3月よりイノベーションセンター長)として、同社の商品開発、研究部門を管掌しています。
前編では、フジッコで立ち上げた新規事業で“食のApple”を目指したいと話す丸山さんが、従来の研究開発職と一線を画し、経営ボードに名を連ねるようになるまでの軌跡を振り返ります。

 

(聞き手/井上和幸)


 

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プロフィール

  • 丸山 健太郎氏

    丸山 健太郎氏

    フジッコ株式会社 上席執行役員・開発本部長(2022年3月よりイノベーションセンター長)

    1991年に北海道大学工学部大学院を修了後、味の素に入社。マヨネーズの研究・開発からキャリアをスタート。その後サプリメントや機能性素材の新規事業立ち上げに参画し、商品開発やマーケティングを担当した後に米国赴任。また業務の傍ら、2年間の海外留学(スイス連邦工科大学)や広島大学で農学博士号を取得。味の素で20年以上に渡り様々な経験を積んだ後、2013年に亀田製菓へ転職、研究所長を務める。2018年に現在のフジッコへ移り、上席執行役員・開発本部長として商品開発・研究部門を管掌するのと並行し、新規事業「ダイズライス」を立ち上げる。2022年3月より、健康素材とおいしさ解析を中心とした研究と、素材開発・販売、全社知財部門を統括するイノベーションセンター長に就任。

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