TOP イマ、ココ、注目社長! 「ネットにつながる電池」で誰もがIoT製品をつくり、使いこなせる時代に!

2020/03/13

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イマ、ココ、注目社長!

第74回

「ネットにつながる電池」で誰もがIoT製品をつくり、使いこなせる時代に!

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乾電池は、1887年に日本の時計職人である屋井先蔵によって発明されました。以来、乾電池はさまざまな製品に搭載され、世の中は大きく変わっていきました。それから約130年。ノバルス株式会社が開発したコネクティッドバッテリー『MaBeee(マビー)』によって、再び社会が大きく変わろうとしています。通常の乾電池と同じ形の同製品をそのままセットするだけで、おもちゃや照明器具、家具などの既存の製品がIoT製品に生まれ変わります。これなら、IT開発力がなかった異業種のメーカーなども参入できます。

 

かつて日本発のスマートウォッチ開発で挫折を味わった経験を持つノバルス創業者の岡部顕宏さん(代表取締役)は、「『未来はこうある』と信じることをブレずにやっていきたい」と語っています。

 

(聞き手/井上和幸)

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プロフィール

  • 岡部 顕宏氏

    岡部 顕宏氏

    ノバルス株式会社 代表取締役

    1995年アスキー入社。ゲーム大手スクウェアの新事業子会社での企画部門を経て2002年セイコーインスツル入社。
    技術本部にて、国内時計業界初となるBT-Watchの規格策定や電子マネー事業の立ち上げなどを推進してきたが、「ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた製品づくりでグローバルに通用するサービスを世に出したい」という想いに突き動かされ、2015年にノバルスを創業。
    主力製品のコネクティッドバッテリーMaBeeeは、デジタルトランスフォーメーション(DX)社会の進展を受けネットワークに繋がるデバイスが急速に普及拡大していく中、各デバイスに共通して求められるバッテリーとワイヤレス通信技術をパッケージ化したデバイスで、それにより新たな機器開発が不要、もしくは簡便に開発が可能となり早期にDXサービスが実現可能となる。
    またクラウド基盤・AIまで含めトータルでDXソリューションを用いて、スマートトイ、STEM、高齢者みまもり等のコンシューマ向アプリケーションから、設備監視などの産業向アプリケーションまで展開。
    「IoTの問題をバッテリーで解く」をミッションに、身近にある様々なモノのIoT化を加速させ、より良い生活を実現させていくことを目指す。

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