2019/12/24
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社長を目指す方程式
第29回
成功する人は実行上手で学び上手 自分を「成長上手」に仕向ける4つの方法
- キャリア
- ビジネススキル
- マネジメント
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
成功体験を得るには、安易な褒めや容易なレベルの達成ではだめです。大した努力もせずに褒められても、自己効力感は高まりません。忍耐強い努力によって障害に打ち勝つ経験が必要。上司が部下に対してという観点では、多少困難な課題を与えつつ、サポートしながらなんとか成功に導く、といった仕組み・取り組みが必要です。
モデリングは、先人の成功例をみるとか、理想のイメージとなる上司・先輩・メンターを持つなどで疑似体験=シミュレーションをすること。
説得とは、「自分はやればできる!」という自己説得(自己暗示)。上司なら部下に「君ならできる」という期待言い聞かせを行うことですね。
生理的・感情的状態をよくすることは、ベースのコンディション作りとして非常に重要です。健康的な精神状態であれば、物事に積極的に取り組めますし、逆に落ち込んでいたりネガティブな感情状況ではパフォーマンスはガクンと落ちることはいうまでもないでしょう。
仕事のできる人、成功している経営者などを見れば、この4つについて総出動できる人であることが分かると思います。あなたは幾つ、実行できていますか?
* * *
成長、成功する人は、「やれるだろう、やりたい!」→実行→「やれた!」のサイクルをどんどん回しながらスパイラルアップしていく人です。
あなたも2020年、この成功サイクルに入り、日々回し続け、これからの10年、大きく成長し活躍し続けましょう!
※この記事は、「SankeiBiz『井上和幸 社長を目指す方程式』」の連載から転載したものです。
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