TOP イマ、ココ、注目社長! 100年以上大きなイノベーションの起きなかったモノづくりの調達分野で、「受発注プラットフォーム」により双方の課題を解決!【後編】

2019/09/20

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イマ、ココ、注目社長!

第45回

100年以上大きなイノベーションの起きなかったモノづくりの調達分野で、「受発注プラットフォーム」により双方の課題を解決!【後編】

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キャディ株式会社は、発注側と受注側(町工場)の双方の課題を解決するための《製造業の受発注プラットフォーム『CADDi』》を開発運営している会社(創業2017年)です。インタビュー後編では、創業者の加藤勇志郎社長の略歴や経営者観、今後の計画などについてうかがっています。

(聞き手/井上和幸)

――誠実という意味では、キャディさんは、取引相手を「業者」と呼ばないといったように、昔ながらの慣習を社内で変えていこうとされていると聞きました。

 

加藤 それも強制しているわけではないのですが、「キャディのスタンスとしてはそれが良いよね」という感じで、自然とそれが伝播しています。業者ではなく「パートナー」と呼ぶとか、「(仕事を)投げる」「(誰々を)を使う」という言葉を使わないといったことですね。

 

 

――それは、一方的に都合の良い発注するという意識から変えていくということでしょうか。

 

加藤 そうですね。基本的に受注する側に対して誠実であるかどうかということです。至誠というのは一番の軸になるので、そこを持ったときに、「投げる」という言葉尻が悪いというよりは、そういう意識を持たないことが大事だと思っています。仕事を受けている方も、そう言われたら良い気分ではないでしょうし、そこはあくまで対等であって「依頼する」であり、「お願いする」でいいと思います。

 

その辺はどちらかというとマインドセットの問題でありながら、結構気を付けている、当社の特徴的なところではあるかもしれませんね。

 

「産業を変えるようなビジネスをしたい」——大きな課題解決できる領域を見つけるためにマッキンゼーへ。

ここで簡単なプロフィールに触れておくと、加藤勇志郎社長は、東京大学を卒業後、マッキンゼーに入社。まさにエリート中のエリートというキャリアですが、勉強一筋といった人物ではありません。

 

小学生の頃は全国トップレベルの成績だったものの、高校時代は音楽のプロの道に進むべくバンド活動に熱中し、勉強はほとんどしていなかったそうです。そのため高校3年6月時の偏差値は38。ただし、目標から逆算して高い成果を上げるスキルとマインドはさすがで、1日18時間以上勉強して現役で東大に合格されています。

 

東大時代は、事業づくりに夢中になり、自ら事業を立ち上げていましたが、「産業を変えるようなビジネスをしたい」と考え、大きな解決課題のある領域を探すためにマッキンゼーへ。ただし、改めて事業を起こすために、3年で辞めることは決めていたそうです。

 

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プロフィール

  • 加藤 勇志郎氏

    加藤 勇志郎氏

    キャディ株式会社 代表取締役

    1991年生まれ、東京出身。東京大学経済学部卒業後、2014年に外資系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2016年にマネージャーに昇進。日本・中国・アメリカ・オランダなどグローバルで、製造業メーカーを多方面から支援するプロジェクトをリード。特に、大手メーカーに対して購買・調達改革をサポートした他、IoT/Industry4.0領域を立ち上げ時から牽引。2017年11月にキャディ株式会社を創業。モノづくり産業の本来持つ可能性を解放することをミッションに、テクノロジーによる製造業の改革を目指す。

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