TOP リクルート流・目標達成するためのマネジメント やりきらせることのできない人、甘すぎる人がマネジメントに増えている。(2/4)

2019/09/03

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リクルート流・目標達成するためのマネジメント

第2回

やりきらせることのできない人、甘すぎる人がマネジメントに増えている。(2/4)

  • スペシャル対談
  • マネジメント
  • 経営者インタビュー
 

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「経営者を語る」――今回は、『計算ずくで目標達成する本』(すばる舎)の著者であり、年200回、リピート率95%を誇る研修トレーナーの伊庭正康さん(株式会社らしさラボ代表取締役)をゲストにお迎えします。

 

元リクルート社員で社内表彰40回以上という実績を持つ伊庭さん。
「どうしたら目標を外さず達成できるのか?逆境でも、不測の事態があっても達成できる人はどこが違うのか?自ら達成に向かって工夫できる部下はどう育てればいいのか?」――
こうした課題について、同じくリクルートOBである経営者JP代表・井上和幸と語り合っていただきました。全4回でお届けします。

 

 

井上 伊庭さんがリクルートから独立されようと思った理由は何だったのでしょう?

 

伊庭 リクルートグループ(当時はリクルートフロムエー)に新卒入社するときには、自分で何かやりたいと思っていました。大学3年の時より『フロムエー』で営業職のアルバイトしていたのも、商売のことを知りたかったからです。フロムエーの営業は、いろいろな事業を見ますからね。

 

今の仕事をしようと思ったきっかけは、27歳くらいでメンバーを持ったときに、営業の面白さを伝えたいと思ったことです。
周囲を見渡すと、当時は「目標達成のために、いつも焦燥感を感じている後輩」「ルーティンワークに成長感を感じない同僚」などが、少なからずいました。
そんな中で自分が部下を持った時、「セオリーを覚えると、営業が楽しくなる」と言ってくれて、次々と成果を出し始めたことがありました。中には社長になって辞めていく人(リクルートでは卒業と言います)もいたのです。「なんだ、これは?」と。「人って変わるんだな」と感じて、営業のセオリー、また自分なりにアレンジした方法をもっと世の中に広めたいと思うようになりました。「30代のうちに研修の事業をやりたい」と。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 伊庭 正康氏

    伊庭 正康氏

    株式会社らしさラボ 代表取締役

    1991年リクルートグループ入社。
    営業としては致命的となる人見知りを4万件を超える訪問活動を通じ克服。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で、年間全国トップ表彰4回を受賞、累計表彰回数は40 回以上。

    その後、営業部長、フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。 2011年らしさラボを設立。
    リーディングカンパニーを中心に、年間250回のリーダー研修、営業研修、コーチング、講演を行っている。リピート率は9割を超える。

    著書は、『計算ずくで目標達成する本(すばる舎)』『できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ(PHP研究所)』『強いチームをつくる!リーダーの心得(明日香出版社)』『残業ゼロだからこそ目標達成!!本気でやるチーム時短術(明日香出版社)』など多数。

    その活動は、日本経済新聞、日経ビジネス、など多数のメディアでも紹介される。

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