TOP プロ経営者の条件 敢えて火中の栗を拾う。リスクを取らなければ成功することもない。

2019/08/30

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プロ経営者の条件

第3回

敢えて火中の栗を拾う。リスクを取らなければ成功することもない。

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  • 田中 啓介氏 アカウンティング・サース・ジャパン株式会社(現:Mikatus株式会社) 代表取締役社長

自身の実力だけを頼みに、独り、ビジネス界を歩き続けるプロ経営者。彼らは経営のプロフェッショナルとして、何を考え、何を経験し、どのような視座、価値観を持って仕事に臨んでいるのだろう。プロ経営者のプロたるゆえんを、実際に活躍中のプロ経営者の話から解き明かしていく「プロ経営者の条件」。

 

アカウンティング・サース・ジャパン株式会社(現:Mikatus株式会社/以下、エーサース)代表取締役社長・田中啓介氏の最終回は、田中氏が理想とする経営者像について、また「まだ課題が山積している」と話すエーサースで、田中氏が描いている未来について語っていただいた。多くの経営者と出会ってきた弊社・井上の「プロ経営者に共通する特徴」の話題に、田中氏が興味津々となる場面も。

(聞き手:井上和幸)

◆旗を立て、メンバーを向かわせるのが自分の仕事

井上 三枝匡さんの本を読んで、3枚のシナリオのうち最初の1枚目(現実直視、問題の本質を把握し反省する)が大切だと実感した、というお話がありましたが、インボイスさんの経営改善をされていたさなかではなく、落ち着いてから読まれたというのがおもしろいなと思いました。

 

田中 まさに改革をしているそのときというのは、やはり本を読むゆとりは持てないですよね。読んでも頭に入ってこない。どちらかというと、コトが終わった後から読んで「ああ、自分がやったことは間違いじゃなかった」とうれしくなる一方で、改めて自分がすべきことが理解できるという感じです。

 

井上 田中さんは、本をどのように読まれるのですか?

 

田中 本を読むときはいつもメモをとりますね。今、そのメモが2000項目以上たまっているのですが、そのかなり上位の方に三枝さんの本から得たことがまとめてあります。「経験と知識がちゃんと合致することが大切」、それがわかったことは財産となっています。

 

ただ、僕はどちらかというと経験から入りたい。怖いんです、頭でっかちになるのが。経験して本を読んで「あ、こういうことだったな」と後から法則がはまっていく。自分が試行錯誤しながら実行したことが、「まさに!」という言葉で言語化されている、という流れだと良いですね。

 

 

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プロフィール

  • 田中 啓介氏

    田中 啓介氏

    アカウンティング・サース・ジャパン株式会社(現:Mikatus株式会社) 代表取締役社長

    税理士と共に、中小企業が創る未来に貢献するためのプロダクトを開発する、アカウンティング・サース・ジャパン株式会社 代表。 1998年からメリルリンチ日本証券株式会社にて金融と営業を、2005年から株式会社インボイスで経営と組織運営を学ぶ。 憧れのセミリタイアをして、バンクーバーで1年、鎌倉で1年プータローを経験。 海を眺めながら自分がやりたいことを考えた。答えは「経営者」だった。 みんなで力を合わせて会社を成功させて、人生で一番美味い酒をみんなで飲む。 そのため2016年から現職に。CEOとしてまずはターンアラウンド成功。 ここからは事業拡大フェーズ!税理士とともに中小企業の未来を支える!!

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