TOP 異能の経営者【I know.】広津 崇亮氏 人と違うキャリアを歩み、 ゼロから1を生み出す研究をする。

2019/05/30

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第2回

人と違うキャリアを歩み、 ゼロから1を生み出す研究をする。

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  • 株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表取締役 CEO 博士(理学) 広津 崇亮氏

 

線虫を利用したがん検査『N-NOSE』の実用化に向けて研究・開発を進める株式会社HIROTSUバイオサイエンスの代表、広津崇亮氏。東京大学理学部生物学科で研究者になった広津氏は、一般の企業へと就職をすることになる。なぜ研究者の道を進むのではなく就職をしたのか掘り下げていくと、そこには異能の経営者ならではの発想が隠されていた。過去に遡り話を聞いていく──。

 

■研究者からのドロップアウト

――広津さんは東京大学理学部生物学科に行かれていたわけですが、卒業する際にはどういった道を考えたのでしょうか?

 

生物学科は「博士課程に行くのが当たり前」という学科でした。今でもそうですが、当時もほぼ全員が博士課程に行きましたね。「俺たちは研究者になるんだ」という人しかいないような学科なのですが、それはそれでちょっと違和感がありまして。

 

 

――自分が正しいと思ったほうに行くタイプですものね。

 

ええ、それでドロップアウトしたのです (笑)。

 

 

――なるほど、やっぱりですか(笑)...

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プロフィール

  • 広津 崇亮氏

    株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表取締役 CEO 博士(理学)

    1995年、東京大学理学部生物学科卒業。1997年、東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 修士課程修了後、サントリー株式会社に入社。商品開発部に配属され充実した社会人生活を送るも、研究をやり残したという想いが心に残り、翌年会社を退職し学問の世界へ戻る。東京大学大学院博士課程在学中の2000年3月、線虫の匂いに対する嗜好性を解析した論文が英科学誌「Nature」に掲載され、その後も線虫に関する研究の実績が各方面より注目を集める。2013年より線虫ががんの匂いを嗅ぎ分けられるかについての研究を開始、そこで得た手ごたえを社会に還元するため2016年に起業。線虫を用いることで簡便・安価・高精度・早期発見を可能にした がんの1次スクリーニング検査を「N-NOSE」 と名付け、現在は協力会社と連携を図りながら間近に迫る国内実用化(2020年1月予定)に向け邁進している。