TOP イマ、ココ、注目社長! 「学び、教える機会」をもっと手軽に、すべての人へ

2019/05/08

1/6ページ

第24回

「学び、教える機会」をもっと手軽に、すべての人へ

  • イマ、ココ、注目社長!
  • 経営者
  • 組織
  • 経営
  • ストリートアカデミー株式会社 代表取締役CEO 藤本 崇氏

 

ストアカ』は、もっと気軽に学びたい人と、自分のスキルを教えたい人とをつなぐスキルシェアサービスです。

 

運営しているのは、ストリートアカデミー株式会社(2012年創業)。創業者の藤本崇 代表取締役CEOは、スタンフォード大学でMBAを習得し、エリートビジネスマンをしながら本業とは全く違う趣味のスクールに夜な夜な通っていたという変わり種。好奇心あふれる、勉強好きな人です。

 

そんなご自身の体験を踏まえ、「もしかしたら専門学校などの各種スクールは授業料が高すぎる上にコース制で社会人にはハードルが高いのではないか?もっとカジュアルに、自由な選択肢が増えたら、自分の好きなこと、やりたいことを実現できる人が増えるのではないか?と考えて、今のプラットフォームをつくった」と起業の動機を語る藤本社長に話を伺いました。

ミッションは「まなびの選択肢を増やし、自由に生きる人を増やす」

――まずは、会社をつくる経緯からお願いします。

 

藤本 私は幼少期から両親の仕事の都合でアメリカで15年過ごしました。20代で帰国し外資系の事業会社に就職していたのですが、悩める系のサラリーマンで、夢追い人的なところがあり、「もうちょっとクリエイティブな、自己表現ができる仕事をしたい」という願望を持っていました。ところがアメリカの大学の工学部を卒業していて、どちらかというと、経営企画とか分析といった左脳の方で評価されてしまう。

 

実は、工学部で機械工学を学ぶ前は、「建築家をやりたい」と言っていましたし、その後就職しつつも「映画監督になりたい」とか、「レストランを開きたい」と言っていました。それで、勤務しながら夜な夜なフルタイムで学校に通っていたのです。それも主婦のお料理教室じゃなくて、本格的に料理人がいくような場所で包丁セットを持って服部栄養専門学校に行っていた(笑)。映画に関しても、プロの監督を輩出している本格的なワークショップに行っていました。で、いそいそと会社を早く抜けようとすると、「どこへ行くの?」と上司に問い詰められる。

 

 

――会社では、珍しい存在だったでしょうね。

 

藤本 私がやりたいことを模索しているのを容認する理解ある上司がいる一方諫める同僚は、結構いたのです。しかし、実はその人たちにも純粋にやりたいことはあって、それを隠しているか、自分でも思わないようにしている。私は当時生意気なことに、彼らを可哀相だなと思ったのですね。その人たちは、私のことを「50万円も習い事にお金を落とす君はバカだ、同じお金を使うなら車や時計に使えばいいのに」などと言っていましたし、実際変わっているのでしょうが、その彼らも、スクールの月謝がもっと安かったり、仕事をし流れでも通いやすいスケジュールだったらやりたいことをやるのじゃないのかなと思っていました。

 

 

1

2

3

4

5

6

...

6

プロフィール

  • 藤本 崇氏

    ストリートアカデミー株式会社 代表取締役CEO

    1976年千葉県出身。東京・兵庫などで転勤を繰り返した後通算15年間米国で過ごす。遊園地、航空会社、金融を経て、2012年7月教えたいと学びたいをつなぐスキルシェアサービス「ストリートアカデミー (現:ストアカ)」を立ち上げる。米コーネル大学工学部修士課程卒、スタンフォード大学MBA卒。ストアカのミッションは「まなびの選択肢を増やし、自由に生きる人を増やす」趣味は子育て。