TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 「ビリギャルの奇跡」には根拠がある。人材育成の本質を突いた一冊。

2018/12/26

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成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」

第19回

「ビリギャルの奇跡」には根拠がある。人材育成の本質を突いた一冊。

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成功する経営者は皆、多読家。
「TERRACEの本棚」では、成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『才能の正体』。
編集を手掛けられた幻冬舎の袖山満一子氏に、本書の見どころを伺いました。

 

 

「優秀な人は、そもそも地アタマが違う」
「今いるメンバーのまま、組織を劇的に変えるなんて無理」
と思っていませんか?

 

本書は、その考えを根本から覆します。

 

坪田信貴氏といえば、ミリオンセラーになった『ビリギャル』の印象が強く、「スゴイ塾の先生」と思っている方がほとんどかもしれません。
確かに坪田さんは、受験生に勉強を教える技術に、ものすごく長けている方です。

「聖徳太子」を「せいとくたこ」と読むような、学年一ビリだった“ビリギャル”を、慶應大学現役合格へと導いたくらいですから。

 

ところが、実際は、坪田さんはいくつもの事業を起こし、成功させている起業家でもあり、さまざまな企業から依頼されて、人材育成や組織改革についてコンサルティングをしている専門家でもあり、企業向けの講演数も多いのです。
社会人の能力も伸ばし、さらには、組織ごと強く育ててしまう人であり、「人の能力を伸ばす達人」というべきでしょう。
改善と成長に必要なことの根本は、子どもも、部下も、組織も変わらない、ということが、坪田さんのお仕事を通して見えてきます。

 

そんな坪田さんが、日本中の講演で、必ず聞かれる質問があるのだそうです。

 

「ビリギャルには、もともと“才能”があったんでしょ?」

 

――しかし、そう思っている限り、人の能力は伸ばせない、と坪田さんは言います。
ほとんどの人が“才能”について、誤解しているのです。
そこで、

 

  • 人は、「結果を出している人」に対して「あの人は才能がある」という。実は、その人の能力についてはわかっていない。
  • 「地アタマ」も「やる気スイッチ」も幻想だ。
  • 才能のある人ほど、小さなこと、地味なことを大切にしている。
  • かつて不可能と言われていた「100メートル走9秒台」「フィギュアスケート4回転ジャンプ」の記録が増えていく理由がわかると、才能を尖らせることができるようになる。
  • 言われたことを真面目にやってきた人に、「能力の高い人」はいるが、「尖った才能の人」はいない。

 

など、「才能について」の誤解をひとつひとつ解きながら、
「自分自身も、部下も、組織もみるみる変える」「高い目標を達成する」「確実にパフォーマンスを上げる」ためのメソッドを解いているのが本書です。

 

  • できる人の行動を「完コピする」と、たちまち能力は伸びる。
  • 個人の能力を上げるのも、チームのパフォーマンスを上げるのも、大切なのは「信頼関係」
  • フィードバックのときは、主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強くいう。
  • 物事を言ったあとに、笑顔を向ける。
  • ...

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プロフィール

  • 袖山満一子氏

    袖山満一子氏

    株式会社幻冬舎 第一編集局・文庫編集長

    キングコング西野亮廣『革命のファンファーレ』や、『えんとつ町のプペル』ほか西野氏の絵本を1作目から担当。ほかに、森見登美彦『有頂天家族』、サンドウィッチマン『復活力』、中野京子・早川いくを共著の『怖いへんないきものの絵』など。

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