2018/05/29
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フォーカス・リーディング~生産性高める読書の技術〜
第5回
「人生デザイン」のある速読があなたの人生を変える!(5/5)
- スペシャル対談
- ビジネススキル
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「経営者を語る」――今回は、株式会社J―エデュケーション代表の寺田昌嗣氏(ビジネス速読&高速学習アドバイザー)をゲストにお迎えします。
今回の対談では、エグゼクティブやリーダーの方に向けた、その時々の目的に合った速読のテクニックと、読書の効果を高めることの効用などについて、経営者JP代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 企業の幹部研修でも速読講座をされていらっしゃいますね。
寺田 今も、ある企業の幹部研修として、社長も含めた30名の方に速読をお教えしていますが、そこでも「とにかく毎朝、本を読んでください」と話していますよ。速読ができるようになると、一つの商品を分析するといった場合にも、これまでよりもたくさんの本からマーケティングや類似商品に関する情報を収集できるようになります。ほかにも、速読によって集中力を上げることも社長さんから要望されています。
井上 読書の仕方が変わるだけで、会社の生産性も大きく変わるということですよね。ところで、今の時代は、集中力の確保や向上は大きな課題です。
寺田 今は、スマホの通知によって集中力が切れ切れになるわけですよ。心理学の実験で明らかになったのですが、仕事中にSNSなどの通知が1回来ると、脳波が乱れに乱れて、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の状態になるんです。しかもそれがどれくらい続くかというと、大体30分前後なんですね。でも、たいていは30分以内に次の通知が来てしまいます。
井上 集中している時間がない(笑)。
寺田 では、通知をオフにしておけばいいのかというと、通知をオフにすると「ここに何かが届いているかもしれない」と気になってしまいますので、いつでも取り出せる状態というのも、やはり集中力を下げてしまう。電源を切ってカバンに入れていても、集中力は1割から2割下がっているんですね。対策としては、スマホの電源を切って別の部屋に置くことです。そこまでやると集中力が回復するそうなんです。それも難しいですけれどね。
井上 会社では難しいですね。僕は、週末や祝日は午前中にさばき事をやるようにして、午後からは、外出するにしても、自宅で本を読むにしても、スマホは見ないようにしています。そうすると、わりと心地いいですね、そのときは。
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