2019/10/02
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とことん観察マーケティング
第24回
マニアックなジャンルの配信ビジネスについて考える
- マーケティング
- 野林 徳行氏 有限会社オフィスフレンジー 代表
野林徳行です。
「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。
24回目のコラムです。
『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回書かせていただいています。
多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまっています。
足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正の大きさが小さくなります。
今回は、プロレスやモータースポーツといったマニアックなジャンルの配信ビジネスについて考えてみます。
以前に、新日本プロレスの業績拡大についてレポートした時に、親会社である株式会社ブシロードの木谷さんが「勝負は配信である!」とおっしゃっていたことを書きました。今回は、テレビ放送によって誰でも知っていたジャンルが、今は深夜放送や、CS放送などマニアックなファンしか見ることができない状況になってしまい、なかなか一般の人からの認知を得られないコンテンツについて書いてみます。私は好きなジャンルがモータースポーツとプロレスなので、この2つを「F1グランプリ」と「新日本プロレス」で比較してみます。
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