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2023/12/14

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ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術

第176回

楽しそうな大人になろう。

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楽しんでいる人は、輝いている。できる人より、感じのいい人になろう。

できる人より、感じのいい人になろう。

「みんなから、リスペクトされるには、どうしたらいいですか」と聞かれます。   「リスペクトしろ」という人は、リスペクトされません。   リスペクトされる人は、リスペクトを求めていません。   リスペクトは、目的ではなく、結果なのです。   リスペクトされたい人は、つい「できる人」を目指してしまいます。     「できる人」が、リスペクトされるというのは、勘違いです。

できる人は、「できる人なんだけどね……」と言われてしまいます。
 
リスペクトされるのは、「感じのいい人」なのです。

楽しんでいる人は、輝いている。

輝いている人は、リスペクトされます。
 
輝いている人の周りに、人は集まります。
 
つい、自分が「億単位のお金を動かしている」という話をしたくなります。
 
お金持ちになっても、リスペクトされません。
 
つい「どんなに、偉い人を知っているか」という話をしたくなります。
 
偉くなっても、輝くことはできません。
 
輝いているのは、楽しんでいる人です。
 
所ジョージさんは、輝いています。
 
ヒロミさんも、輝いています。
 
売れているからではなく、楽しんでいるからです。
 
楽しんでいる人は、輝くことを、目指しているわけではありません。
 
楽しんでいると、結果として、輝いてしまうのです。 かっこいい人より、ゴキゲンな人になろう。 写真を撮ると、リスペクトされる人と、されない人に分かれます。
 
リスペクトされない人は、フキゲンな表情をしています。
 
本人は、フキゲンな表情をしているつもりは、ありません。
 
シリアスな表情のほうが、かっこいいと思われるだろうと思っているのです。
 
これは、逆です。
 
「かっこいい人」を目指すと、ついシリアスな顔をしてしまいます。
 
写真に映る顔は、笑っていません。
 
周りの人との距離も、分かれます。
 
集団写真で、まわりが少し隙間を開けています。
 
ゴキゲンな人は、まわりの人が密着しています。

ゴールなんて、要らない。今を、懸命に楽しむことが、ゴール。

「世界に○○店舗の会社を目指す」といっても、リスペクトされません。
 
「資産総額○○円を目指す」といっても、リスペクトされません。
 
それは、ゴールだからです。
 
マジメな人は、ゴールを目指します。
 
社会に出ると、ゴールを与えてもらえなくなります。
 
マジメな人は、人から与えられたゴールを目指して頑張っていたのです。
 
ゴールを目指すより、今日をどう生きるかが、大切なのです。
 
今日を、どう楽しく生きるかです。
 
楽しく生きるとは、ダラダラ遊ぶということではありません。
 
楽しく生きるには、懸命に勉強し、懸命に準備することが大事なのです。

時間の長さより、時間の濃さで生きよう。

「どうしたら、時間を増やすことができますか」と聞かれます。
 
大事なのは、時間を増やすことではありません。
 
与えられた時間を、どう密度濃く、生きることができるかです。
 
時間を密度濃く生きるとは、自分の時間で生きることです。
 
自分の時間を生きるには、自分で決めることです。
 
それが、自由です。
 
ある年齢から、余命が気になり始めます。
 
死を身近に感じ、残り時間が気になり始めます。
 
何歳まで生きれるかは、自分で決めることはできません。
 
今日を、どう濃密に生きるかは、自分で決めることができます。

「なめられたくない」と思う時点で、負けている。

あら捜しを、されることがあります。
 
あら捜しをしているのは、コンプレックスの裏返しです。
 
あら捜しをする人になるか、される人になるかは、自分で選べます。
 
リスペクトされたいと思う人は、威張ります。
 
威張らないと、なめられると、感じているのです。
 
「なめられたくない」というのは、「なめられてる」と感じているからです。
 
「なめられてる」と感じていない人は、「なめられたくない」と感じません。
 
「なめられたくない」と感じると、高圧的な姿勢になります。
 
高圧的になることで、ますますなめられてしまうのです。

「凄い人」を目指すより、「面白い人」を目指そう。

リスペクトされたい人は、「凄い人」と言われたがります。
 
「凄い」「大きい」「かっこいい」が、三大好物です。
 
「凄い人」と言われても、愛されているとは、かぎりません。
 
凄い人を目指す人は、「面白い人」と言われると「バカにされた」と感じます。
 
「面白い人」というのは、最高のほめ言葉なのです。
 
007も、ルパン三世も、ピンチの連続です。
 
でも、楽しそうです。
 
大事なのは、「楽しい人」になることではありません。
 
「楽しそうな人」になることなのです。 他の記事も読む。60秒で簡単無料登録!レギュラーメンバー登録はこちら >
 
■書籍情報
楽しそうな大人になろう。~55歳から輝いて生きる人の習慣~ 単行本(ソフトカバー)
 
著者: 中谷 彰宏
出版社:アルソス
価格:1,540円

この記事は、アイティメディア株式会社の許諾を得て
「ITmediaエグゼクティブ『ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術』」
の連載から転載したものです。無断転載を禁じます。

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プロフィール

  • 中谷 彰宏氏

    1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂勤務を経て、独立。91年、株式会社中谷彰宏事務所を設立。

    【中谷塾】を主宰。全国で、セミナー、ワークショップ活動を行う。【中谷塾】の講師は、中谷彰宏本人。参加者に直接、語りかけ質問し、気づきを促す、全員参加の体験型講義。

    著作は、『「理不尽」が多い人ほど、強くなる。』(きずな出版)など、1050冊を超す

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