2023/11/09
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とことん観察マーケティング
第95回
東ちづるさんの『妖怪魔混大百科』原画展に行ってきました
- マーケティング
- 野林 徳行氏 有限会社オフィスフレンジー 代表
95回目のコラムです。『妖怪魔混大百科(ようかいまぜまぜだいひゃっか)』原画展に行ってきました。今回は、その様子と、著者東ちづるさんの活動についてレポートします。
『妖怪魔混大百科(ようかいまぜまぜだいひゃっか)』とは?
著名な女優であり、一般社団法人Get in touchの代表でもある東ちづるさんがコアな妖怪からメジャーな妖怪まで愛情いっぱいに描いて、自ら解説した『妖怪魔混大百科(ようかいまぜまぜだいひゃっか)』を出版しました。ゴマブックス株式会社からAmazon POD(プリント・オン・デマンド)及び電子書籍で販売されています。表紙、大きさがお好みで選べる仕様になっているのはオンデマンドならではですね。Amazonの朗読サービス「Audible(オーディブル)」でも9月22日に発売されるとのことです。東さんが本書で解説したテキストを自身の声で収録しています。多様性にも配慮し、見えない人、読めない人にも楽しんでもらえるコンセプトになっています。
現代風にアレンジしたメジャーな妖怪から、オリジナル妖怪まで、61体を東さん自らが描き、社会風刺も交えながら解説したものになっています。本作での東さんの思いは、「『妖怪魔混大百科』では、表現と現実の多様さを楽しんでいただきたい。自分で生み出し描いた妖怪に、自分でオリジナル解説をつけて、自分で読む。広島弁や関西弁を話す妖怪もいます。それぞれの妖怪の特性にあわせたセリフ言い回しは、とても愉快でした! 視えない方にも、読みにくい方にも、妖怪を妄想しながら楽しんで頂きたい」とのことです。
まさに東さんが提唱する「まぜこぜの社会」のコンセプトです。
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