TOP 私が経営者になった日 【株式会社アシスト 大塚 辰男氏】『哲学と信念』の理想にどうやって近づくか。 アシストの価値は何かを追求する(Vol.3)

2023/09/22

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私が経営者になった日

第123回

【株式会社アシスト 大塚 辰男氏】『哲学と信念』の理想にどうやって近づくか。 アシストの価値は何かを追求する(Vol.3)

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社長に任命された日=経営者になった日ではありません。経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、どんな決断、あるいは経験をした時なのか。何に動かされ、自分が経営者であるという自覚や自信を持ったのでしょうか。

 

1972年の設立以来、パッケージソフトウェア市場の先駆者として、50年にわたり「IT×商社×コンサル」という独自のポジションを築き、取引社数は延べ2万社以上となる株式会社アシスト。代表取締役社長の大塚辰男氏に3回にわたってお話を伺いました。

一から始めたことだから、何も怖くはなかった。

意味のない進学はやめて自活の道へ。(Vol.1)

正確で遅い判断よりも、迅速で修正する勇気を持った判断会社の基盤となる

『哲学と信念』。(Vol.2)

『哲学と信念』の理想にどうやって近づくか。

アシストの価値は何かを追求する(Vol.3)

社長として、会社のベクトルをそろえていくために、方針を出すことを欠かさずやってきた大塚氏。アシストにとって、中期経営計画はいわば、アシストが理想として掲げている『哲学と信念』に、どうやって近づけるかを具体的に示すものだ。

 

「社長就任時から中期経営計画をしっかり作り、それをスピード感持って早く実現できるような執行役員体制も構築しました。

 

実は、2024年まで実施予定だった前中期経営計画のほとんどが思いがけず前倒しで達成できたこともあり、今年から3年間での中期経営計画を作成し直しました。」

 

この作成し直しにあたり、お客様にとってアシストの価値はなんだろうという議論を改めて行い、その一つとして、お客様の苦労をより理解するための機会として開発事業も始めた。

 

「開発事業というと語弊があるかもしれませんね。新しい製品をアシストが開発して販売するという意味ではなく、いま取り扱っている製品を軸にして、お客様のシステム周辺の開発を支援する事業を少しずつ広げていこうと思います。

 

アシストの社員はパッケージソフトウェアのことはよく理解していますが、お客様がパッケージソフトウェアの周辺でどういう苦労をされているかまでは分からない。それを知ることは大事なことです。開発事業を通じてアシストの技術者がいろいろな経験ができることで、次のステップアップにつなげていってほしいと願っています。そういう社員育成の面でもこの事業を推進していきたいですね。」

 

お客様との末永いお付き合いを目指して

アシストの企業理念『哲学と信念』の中ではお客様とのお付き合いを一番に据えている。

 

「アシストがお付き合いいただいている大手企業のお客様は創業当時からほぼ変わりませんし、会社としてお客様が最優先であることは変わりません。『哲学と信念』の中でもプライオリティとしてはお客様を1番に据えています。

 

<参考>
1.コンピュータ・ソフトウェアを購入するお客様にとって最高の会社になること
2.コンピ...

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プロフィール

  • 大塚 辰男氏

    大塚 辰男氏

    株式会社アシスト 代表取締役社長

    1956年新潟県生まれ、1980年 株式会社菱友計算(現 菱友システムズ)入社、システム開発に従事。1983年 アシスト入社後、アシストのグループ会社であるパンソフィックの東日本営業部部長、同じくグループ会社であるエー・シー・エーの開発プロダクト営業本部事業部長を経て、東日本営業本部 本部長、事業部長などを担当後、神戸支店長、2002年 西日本支社 支社長、2009年 常務取締役などを歴任。2012年 名物社長でカリスマだった元アメリカ人(2006年日本に帰化)、ビル・トッテン(現アシスト会長)から経営を引き継ぎ取締役社長に。2013年より代表取締役に着任し、現在に至る。

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