TOP とことん観察マーケティング 「どんな誰は、何をしてあげると、なぜ幸せになるのか」は、永遠です。

2022/12/29

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とことん観察マーケティング

第80回

「どんな誰は、何をしてあげると、なぜ幸せになるのか」は、永遠です。

  • マーケティング
野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。

 

80回目のコラムです。わたしは10年以上同じテーマでマーケティングの講演・研修を続けています。11月18日で58歳になりました。赤いちゃんちゃんこが目前です。マーケティングには時流があります。通常の講演は、新しいマーケティングツールなど内容を変えて伝えていくものだと思うのです。なので、わたしの場合、同じ内容で事例も古くなるので、そろそろやめようかと思うものの、毎回研修アンケートには、「いままでに一番腑に落ちた」「明日からの活力になった」「何が自分に足りないかわかった」などのコメントとともにご賞賛いただけるので、まだまだ役に立てるのか・・・と思います。それはなぜかを考えてみました。

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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